市民・行政・協働
「市民の広場」(市庁舎ホール)初の「まちカフェ」
1月20日、「町田市市民協働フェスティバル」通称「まちカフェ」(まちだ地域活動カフェ)が開催された。市民協動事業で参加した「緑のカーテンプロジェクト・2012」もパネル展示で参加した。
主催は、まちカフェ!実行委員会、協力は町田市町内会自治会連合会+まちだNPO法人連合会+町田市市民部市民協働推進課で構成されているだけあって、様々なジャンルの参加(56ブース)があった。
市庁舎入口から入ると、吹き抜けの広いホールがある。今回、このホールで開催された「まちカフェ」に多くの市民が集い、交流する様を見て、「市民の広場」として定着して行くのは確実だろうと思った。
課題は、今後の運用の仕方だと思う。市民に、スペース・展示のチャンスを提供するサービスだけで良とするのか、行政と市民が、町田市と、町田市民の生活・意識向上のために何が出来るのかを協働して考えて行くのか、方向性を位置づけることも大切ではないかと思う。
例えば、ボランティア活動・環境をテーマにした活動・子供や高齢者に対しての福祉活動・食生活の取り組み・健康問題等の区分けはどうだろうか。市と、市民に密接に関わっているテーマごとのブースであれば、共に刺激し合い向上し合うことにより活気が生まれ、行政にも問題提起をすることもできるのではないだろうか。勿論、当日見に来られていた議員さんに対しても・・・。
近頃「市民協働」という言葉が諸所で使われるようになったが、その意味・意義を問われると、明確に説明する人は少ない。市と市の施設を利用して、一部の市民がやりたい事をする、その応援をするのが市民協働だと思っていたとしたら、単なるイベント斡旋事業・単なる市民サービス事業になってしまう様な気がする。市民の税金を使い、公の場を使う以上、ゆくゆくは、町田市と、町田市民の為になるような、目的意識を持ったものになって欲しいと思う。