議会・議会傍聴から

議会が、市民の生活に一番密着している場であるにも関わらず、全く関心を持たれないのは、 何をしているのか分からない、自分に関係ない、行っても詰まらない等など原因は様々です。

町田市政の過去、現在、未来を通して、無関心ではいられない、気になる議案をクローズアップしていきます。



議会・議会傍聴



町田市議会 市議会議員の政務活動費裁判 始まる !
[事件番号 令和2年(行ウ)第16号]
第3回期日は2月3日 午後1時30分(場所は未定です)

70,000枚の領収書をチェックし、そのうち5,218枚については、違法・不当支出と思われます。 2020年1月、東京地方裁判所に提訴し、使い放題の政務活動費=税金の 違法・不当支出の返還を求めています。
違法・不当支出の例
@ 自宅の新聞代を税金で払っている。
A 自宅の電話代も大半を税金で!
B マイカーのガソリン代も税金で一日3回の給油をしている。
C 会派ではなく自分のパソコンも税金で買っている!
D 他団体の海外出張も政務活動費で…。
E 午前2時すぎのタクシー代も「市民相談」って、誰と…?
F 市議選直前の大量のチラシも税金で印刷!
G 証拠書類には納品書・請求書はなく、領収書も手書きの物を提出している。

*これよりシリーズで、草の根の訴え・主張の内容を順にお伝えします。
草の根ニュースを是非お読みください!!



ご報告

7月9日、東京地方裁判所において、第1回、期日が開催されました。
訴状などの書面や、領収書などの証拠を提出しました。


第2回期日は10月1日に決定しました。
10月1日(木)午前10時30分から
東京地方裁判所、703号法廷(裁判所の7階です)
お時間がありましたら、ぜひ傍聴にお越しください。



第一回、期日が決まりました。

第一回、期日が決まりました。


7月9日(木)午前10時30分
東京地方裁判所、703号法廷
(地下鉄、東京メトロ、丸ノ内線・日比谷線・千代田線の「霞が関」Aの1)
お時間がありましたら、お出かけください。
今後の裁判の経緯は、ホームページにてご報告いたします。



ご報告

第一回期日延期のお知らせ


東京地方裁判所より、第一回期日延期のお知らせがありました。
新型コロナウイルス対応のため、すべての事件で延期になっているとのことです。 代わりの期日については、後日改めてお知らせいたします。



ご報告

第一回、期日が決まりました。


4月16日(木)10時30分
東京地方裁判所、703号法廷
(地下鉄、東京メトロ、丸ノ内線・日比谷線・千代田線の「霞が関」Aの1)
お時間がありましたら、お出かけください。
今後の裁判の経緯は、ホームページにてご報告いたします。



町田市議会 政務活動費 不正支出!東京地裁に提訴!!

自分の使うパソコンの購入も      税金・政務活動費で!

我が家の新聞も            税金・政務活動費で!

我が家の電話代やインターネット代も  税金・政務活動費で!

マイカーのガソリンは1日3回でも   税金・政務活動費で!

自分で書いた領収書でもOK      税金・政務活動費で!

議会と関係ない団体の海外出張も    税金・政務活動費で!

真夜中の市民相談!の駐車場代も    税金・政務活動費で!

選挙活動・政治活動のチラシの大量印刷も税金・政務活動費で!


税金・政務活動費は議員の“ツカイホウダイ”


議員の皆さん!違法・不当支出の裁判結果が出る前にお金を返しましょう!


市議会議員による違法・不当な政務活動費支出は、
自民、市民クラブ、保守連合の3つの会派だけで
3000万円!(4年間)にのぼる!


町田市議会政務活動費について、2019年11月6日、住民監査請求書を 町田市監査委員に提出しました。12月17日、町田市監査委員より「棄却」 の決定通知が届きました。

地方自治法は「議員の調査研究に資するため必要な経費の一部」として、 あるいは「議員の調査研究その他の活動に資するための必要経費の一部」として、 「政務調査費」あるいは「政務活動費」を認め、町田市議会でも、「会派」に対し、 (議員一人あたり一ヶ月6万円×人数)支給しています。

「議会の活性化」、「議会の審議能力の向上」、「議員の政策提言」に有効に活用 されることを目的として制度化されたものであるにも関わらず、 目的を大きく逸脱した実態が明らかになりました。 しかし、町田市監査委員は監査することなく、門前払いしました。

今後は「司法」の手に委ね、その経過を、市民の皆様にお知らせし、 市民の税金を無駄にせぬよう全力で頑張ってまいります!!!

訴状
東京新聞
読売新聞
2020年1月15日
町田市政を考える会・草の根


ご報告 住民訴訟を起こします!!

2019年11月6日、新たに住民監査請求書を町田市監査委員に提出しました。

 住民監査請求書

そして、12月17日、町田市監査委員より棄却の決定通知が届きました。

 棄却の決定通知

地方自治法は「議員の調査研究に資するため必要な経費の一部」として、あるいは「議員の調査研究その他の活動に資するための必要経費の一部」として、 「政務調査費」あるいは「政務活動費」を認め、町田市議会でも、「会派」に対し(議員一人あたり6万円×人数)を支給しています。
「議会の活性化」、「議会の審議能力の向上」、「議員の政策提言」に有効に活用されることを目的として制度化されたものであるにも関わらず、 目的を大きく逸脱した実態が明らかになりました。しかし町田市監査委員は監査することなく門前払いしました。

今後は、東京地裁に提訴いたします。

又、追ってご報告いたします。

2019年 師走       
町田市政を考える会・草の根


ご報告

2019年5月9日、『2018年度(平成30年度)政務活動費の各会派の収支報告書と、支出した個人名を含めた一切の会計帳簿と領収書等の証憑書類』の情報公開請求をしました。
ところが、何の合理的説明もなく、「非開示」となりました。
町田市議会政務活動費の交付に関する条例 第7条(収支報告書の提出)2項の議長への提出が4月30日締め切りであるにも関わらず、6月6日現在でも公開がなされていません。


PDFをご覧下さい。
公文書公開請求書
公文書非公開決定通知書


ご報告

去る2019年4月11日、町田市監査委員に提出しました住民監査請求は、 適法な監査請求であると認識していますが、「却下」となりました。 次善策を考えております。



住民監査請求書を提出いたしました!

4月10日、町田市監査事務局に、住民監査請求書を提出致しました。
これに先立って、住民訴訟を視野に品川区の弁護士事務所と契約を結びました。
なお、住民監査請求書提出後に、申請人(3名)と弁護士を伴い記者会見を行いました。


住民監査請求書
記者会見を受けての新聞報道(東京新聞)
記者会見を受けての新聞報道(読売新聞)


住民訴訟も辞さず!!

納めた税金が、公益のために正しく無駄なく使われ,その情報が公開されることは市政への信頼と、安心して住める社会につながります。有権者は、税金が正しく有効に使われているか、チェック・監視のために、議会に議員を送ります。

町田市政を考える会・草の根は、2015年4月から今日まで、4年近くをかけ、不存在とされていた政務(会派)活動費の会派の会計帳簿を公開させるに至りました。その結果、本来、「会派の調査研究や広報,そのための経費、事務費などに使われるもの」とされている政務活動費が、議員個人の活動に使われているものが大半であることが判明しました。

町田市議会は、市民が指摘している政務(会派)活動費の不正使用・使途不明の現状について、どう説明するのでしょうか?市民に指摘されても、だんまりを決め込み、うやむやにするのでしょうか?このような町田市議会の現状を放置することは到底できません。2018年度の議会費6億7千135万8千円、会派に交付された政務活動費2千592万円は、全て私たち市民の税金です。

新たな決意を胸に2018年12月議会を見届ける所存でおります。

政治活動費の怪

―使い途はなんでもあり!?―
2015年3月 町田市監査委員(4人のうち2人は市議会議員)の政務活動費監査報告から4年が経とうとしています。監査結果は、会計帳簿が無い!2会派はあるが他の11会派は無い。しかも公開できない!
2015年10月 「会計帳簿はあるけれど、見せられない」これが4月の「草の根」の公開請求に対しての当時の議長の回答。
2017年4月 情報公開の審査請求を審査会に提出した。何と!市議会議員選挙が終わるまで、あれやこれやの理由で引き延ばし!審査請求からほぼ1年後の2018年3月に、会計帳簿が情報開示されました。
(開示請求の根拠等は次のページに)
会計帳簿は開示されても…
そもそも、何のために各会派に約2600万円の税金が投入されているか判らないほど、使途がなんでもアリ!になっている実態が明らかになってきました。
(脱税??)
政務活動費は会派の調査研究や広報やそのための経費、事務費などに使われるものとされているが、議員個人の活動に使われているものが大半であることが判明しました。特に2017年度は選挙告示日前に大量の印刷物(個人の政治活動)に使われていたり、セミナー等個人の後援会活動などに多額の政務活動費が使われています。
個人のための費用であれば、議員個人の収入支出であり、収入を申告しなければ脱税になる。会派の収入という建前があるから、間違っても自分の収入として税務署に申告はできない。
(これでも会計帳簿???)
会計帳簿と領収証は付け合わせできない!支出の相手先や場所が帳簿上に記載されていないから、領収証等との付け合わせは不可能。備品管理台帳との付き合わせできる記載も無い。
(情報公開審査会の答申を拒否しても隠したい!?)
開示されている領収証等そのものが、証憑能力がない。振り込みシートへの使途の手書きであったり、納品書や請求書(債権発生年月日不明)レシートが欠落していて、裏付けができない=証憑能力が無い。
2018年3月「本人確認を必要としない会員カードの番号は開示すべし」との情報公開審査会の答申を拒否してまで、誰が使ったかを隠すのは何故か。まさか、他人の使った費用の「レシートの横流し」ではないかとの疑いがますます強くなりました。

政務活動費の怪

ずさんな備品管理!!
政務(会派)活動費の事務費のうち、3万円以上の備品については
備品(会派)管理票に記録し、管理をしなくてはならないという規則があります。
2013年度・2014年度・2015年度・2016年度・2017年度の、
情報公開請求して入手した会派の会計帳簿
政務(会派)活動費・事務費備品(会派)管理票
公開されている政務(会派)活動費の領収書等貼付用紙を照会した結果をお知らせします。
◇備品(会派)管理票についての規則を見たい方は、ここをクリック

自由民主党
2013年度
( )2013・5/23 ノートパソコン  64,800円(松岡)
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2014年度
( ) 2015・3/26 パソコン  99,140円 (木目田)
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2015年度
( )2016・5/11 エプソンプリンター  36,720円 (熊沢)
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2016年度
( )7/9 パナソニック800mhzポータブルワイヤレスアンプ 129,700円
(佐藤)
( )12/11 dynabookB45/a pb45 anad4 rda d81 44,980円 (藤田)
( )2017.2/14 エプソンプリンター  35,618円 (若林)
( )    2/14 紙折り機mx150   124,200円 (熊沢)
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2017年度
( )2017.7/11   レーザープリンター   39,800円 (熊沢)
( )12/28  レノボ 81a4002 2cjp  75,380円 (木目田)
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《草の根・コメント》
政務(会派)活動費ハンドブックに書かれている備品の管理のAが誠実に行われていない。すなわち、備品(会派)管理票の全てに備品番号はなく、貸出年月日もきちんと書かれていない。 2013・5/23ノートパソコン64,800円(松岡)の松岡氏は備品購入当時「諸派」、その後2013年12月に自由民主党会派となる。諸派の際も備品番号は空欄。その後の引き継ぎ会派名の欄にも記録なし。

2017.7/11レーザープリンター購入の金額が備品管理票には39,800円だが、公開されている、平成27年度の政務(会派)活動費の事務費の領収書等貼付用紙には手書きの領収書が貼られ、さらに手書きで39,980円とのメモがある。購入金額が違う。

上記の2017.7/11レーザープリンター購入(自由民主党 事務費の34番の領収書)は 株)菊屋浦上商事の手書きの領収証に94,792円の金額が書かれている。その余白に、
クリヤホルダー プリンターインク ワンタッチストッカー(文書保存箱)電卓 マウス 両面テープ レーザープリンター(39,980円)とさらに手書きのメモがある。書いたのは議員本人と議会事務局の説明。手書きの領収書には信憑性が無く、請求書・納品書・レシートの提出を求める。

「これは3万円以上の備品を買った証拠にはならないでしょう」と、議会事務局の担当者に問い合わせたところ、「議員の提出したものなので…」とのこと。
これでは、議会事務局は、必要なくなる!


備品管理表_自由民主党

まちだ市民クラブ
2013年度
(201301)2013・4/13 ノートパソコン一式  159,927円 (谷沢)
⇒2016・4/10廃棄
(210302) 5/29 ノートパソコン  86,600円  (  )
⇒2016・1/6廃棄
8/29 ノートパソコン 27,800円(3万円未満だが、思わず記載)
(201303)11/24 ノートパソコン  87,600円 (  )
⇒2017・1/10廃棄
※3つのパソコンの廃棄の理由が買い替え
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2014年度
(201401)2014・10/22 パソコン 90,504円 (田中) ⇒返却の記録なし
(201402)2015・3/27 パソコン代  134,136円(わたべ)
(201403)2015・3/27 パソコン代 134,136円 デスクトップ 189,270円  (河辺) ⇒返却の記録なし
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2015年度
(201501)2016・3/30 パソコン周辺機器代として 187,650円(小関)
(201502)3/31 複合機(キャノン)71,250円(河辺) ⇒返却の記録なし
(201503)3/31ノートパソコン69,237円(戸塚)
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2016年度
(201601)2016・12/25 ノートパソコン  96,984円(  )
(201602)2017・1/25 ノートパソコン  105,253円(  )
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 注 上記一覧表の中で( )に名前があるのは、政務(会派)活動費の事務費の領収書等貼付用紙のレシートに名前があったものを草の根が見つけ記録したもの。
《草の根・コメント》
*政務(会派)活動費ハンドブックに規定されている会派での管理ができていない。すべての備品の貸出先を明らかすべき。全て「会派室」とは、ふざけている。

*この会派は2013年度に3台のパソコンを購入し、廃棄の理由はすべて「買い替え」となっている。なお、(201303)11/24 ノートパソコン87,600円はレシートを見ると5年保証付きのもの。買い替えは理由ではない。理由を求める。

*政務(会派)活動費は、その年度の4月1日から翌年の3月31日が使える期間。4年間に会派で購入した11件のうち5件が年度末の駆け込みの購入。
政務(会派)活動費は公金であり、議員報酬ではない。

*この会派はこの間に3人の議員が辞職している。
町田市議会 政務(会派)活動費ハンドブックによれば、「議員が辞職する場合において、所属会派より借受けている備品があるときは、 速やかに会派代表者に返却するものとする」とある。速やかに、元議員に返却させなければならない。

*201501)2016・3/30パソコン周辺機器代として187,650円。
会計帳簿では 消耗品 事務費187,650円となっている。
公開されている政務(会派)活動費の事務費の領収書等貼付用紙(P637)では、ヨドバシカメラ(新宿西口)の手書き領収書に、金額187,650円 但しパソコ、パソコン周辺機器代としてとある。手書き領収書では信憑性は無く、レシートの提出を求める。

*(201503)3/31ノートパソコン69,237円(戸塚)
備品(会派)管理票にはノートパソコン69,237円となっているが、公開されている政務(会派)活動費の領収書等貼付用紙のレシートには、2016年3月31日 ノートパソコン90,806円とある。会計帳簿、公開されている政務(会派)活動費の領収書等貼付用紙のレシート、備品(会派)管理票を何度も照会。理解したのはレシートの小さい文字。ポイントカード充当で13,569円、金券支払い(yモバイル)8,000円で90,806円から引くと69,237円となる。
市民に説明責任があるのだから解かりやすくすべき。


備品管理表_まちだ市民クラブ

公明党
2013年度
( )2013・4/26複合機(ファックス)31,800円(山下)⇒2017年4月25日廃棄
(22) 11/15 DELLパソコン 60,230円 (山下)⇒2016年7月15日廃棄
(24)2014・1/21ノートパソコン 158,800円 (奥)
(21) 3/3 パソコン  119,800円 (浅見)
(20) 3/4 ハンドマイク一式  70,100円 (上野)⇒(おんじょう)
(23) 3/7 カラーレーザー複合機 62,630円 (山下)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2014年度
(25)2014・8/31 PC代128,580円 (松葉)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2015年度
(26)2015・7/28 パソコン代 102,384円(山下)
(27)2016・2/21 LAIVEDESKALL-NEC 138,000円 (上野) ⇒(村松)
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2016年度
(28)2016・11/21 ノートパソコン154,800円 (川畑) ⇒(斎藤)
※会計帳簿では金額が139,320円
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2017年度
(29)2017・12/21 テプラ拡声器 59,184円 (山下)

《草の根・コメント》
*政務(会派)活動費ハンドブックによれば、
「会派代表者は別紙9「備品管理票」を整備し、常に善良な管理をしなければ ならない。」とある。
備品(会派)管理票の番号がないものや、購入し貸出した日付順になっておらず、備品管理番号のちぐはぐであったり、日付の表記が西暦であったり元号だったりと、大変見にくい。これでは思わず「わざと見にくくしているのか?」と不信感を持ってしまう。

*(22)2013・11/15 DELLパソコン60,230円(山下)
⇒2016年7月15日廃棄
公開されている政務(会派)活動費の事務費の領収書等貼付用紙のレシートでは11/15の日付。備品(会派)管理票にはH25年10月26日となっている。
また、貸出年月日にはH26年10月26日と年度が違っている。買いもしないのに、備品管理票に記載した理由を聞きたい。

*(22)、(26)と同じ議員が実質1年半の間に2台のパソコン購入は疑問。



備品管理表_公明党

お知らせ

2018年4月19日、各会派の会計帳簿を情報公開請求で入手しました。
2015年10月1日に情報公開請求し、「不存在」との回答から2年6ヶ月、
町田市行政不服審査会への異議申し立てを経て、やっと市民の前に公開されました。現在精査しております。また、9月19日各会派の備品管理簿も情報公開請求しました。会計帳簿、備品管理簿についても、市民の皆様にお知らせするべく準備しております!




何だ!そうだったのか!タブレット導入の真実!?

町田市議会議場の傍聴人からは議員が持ち込んでいるパソコンの作業内容をうかがい知ることは物理的にもできません。このことは、町田市議会では周知の事実。これが改善については一顧だにされていない 理由 は、「市民に議席での行動を見られたくない!」 の一点!
議員個人のパソコンで本会議の質疑や一般質問等の最中にブログを書いてもだれも判らない。支給されたタブレットで、ビラの原稿を書いても送信しなければOK。
紙の節約、議会事務局人件費の削減を名目にして、
本会議中に、自分のパソコンやタブレットで作業ができる!
こんな効率のいいことはない!!
これがタブレット導入の本当の狙い!?!


2016年12月、町田市議会は、本会議でのタブレットの導入を決定しました。目的は、タブレット端末を導入することにより、ペーパーレス化による資源の節約や、議会事務局職員の印刷・配布等の仕事の軽減等、人件費の削減ができるという触れ込みでした。それから2年、現状はどうなっているのか、議会事務局に尋ねてみました。
議会事務局によりますと、今年度9月議会の前に、議会関係資料の紙ベースでの配布に関しての「アンケート調査」を行ったとのことでした。


〈クリック アンケート解説・草の根〉
7種類の議会関係資料ですので、36人の議員全員に配すると252部となります。アンケートの結果は211部が必要と答えた実数。その割合83.7%。

「アンケート調査」によりますと、なんと大半の議員が紙ベースの資料を要求しています。導入の目的であるペーパーレス化による資源の節約や、議会事務局職員の印刷・配布等の仕事の軽減等、人件費の削減はどうなってしまったのでしょう。ほぼ従来通り議会事務局が資料を用意するのであれば、タブレット導入時の前提がすでに崩れていることになります。


タブレット導入に関して使われた経費はすでに約1千10万円。
タブレットを導入しなければもっと有効に使えた筈の市民の税金です。目的とされていたペーパーレス化や職員の印刷・配布等による仕事の軽減も出来ていないという現状の検証もしないまま使い続ける町田市議会の税金に対する杜撰さには唖然とします。
タブレットを「どうしても続けたい!」というのであれば、すべての会派に支給されている政務活動費(通信運搬費)からその費用をあてるのであれば、まだ理解出来ます。

アクセスログはひどかった!だがしかし・・・
一昨年、タブレット導入試行中、草の根は議員の皆さんが議場でどのように使っているのかを知るために、アクセスログの公開を求めました。公開されたアクセスログを専門家に依頼して分析した結果は、驚くものでした。

(クリック 草の根のホームページをご覧下さい。)
この実態は、メディアにも大きく取り上げられました。しかし、町田市議会は何の反省もなくだんまりを決め込み、2016年12月議会でタブレット導入決定。翌2017年3月の第一回定例会では、議員本人のパソコンの本会議使用も決定しています。

この議員本人のパソコンの本会議使用については「町田市議会端末機使用基準」の端末機にパソコンを加えた改正を、すでに2016年8月30日の議会運営委員会で行なっていました。議員本人のパソコンについては、「本会議中の使用の際には外部とのアクセスはしない」との議員の良識に委ねる性善説に頼る形だけの合意事項があるのみです。タブレットのアクセスログを公開しているのであれば、個人のパソコンのアクセスログも公開しなければ筋がとおりません。


議会費はすべて市民の税金です。
行政に対して、税金の使い方をチェックするべき町田市議会が、どこまでも自分たちには甘い現状に、開いた口がふさがりません。「がっかり」です。




やっと答申がでたのに議会は知らんぷり!?無視!?

『町田市行政不服審査会』(以下審査会)が、2018年3月13日付で 「町田市議会に対し、答申を出した」との連絡が、市政情報課よりありました。

答申は『平成24年度(2012年度)町田市議会の政務活動費収支報告書と証 拠書類(領収書等)の情報公開請求』に対する回答を不服とした件の、各会 派の会計帳簿(資料一式)について、「公文書不存在決定は、取り消される べきである」との、まっとうな内容でした。

不服申し立てをしたのが昨年の2月20日ですから、何と1年以上も経過して います。本来ならば、「先日の町田市議会議員選挙の前に出すべきものではな なかったのか」と残念に思いますが、市民の知る権利と、情報公開の意義を踏 まえた答申です。

今後は、町田市議会がこの答申を受け、「裁決」し、草の根にその結果を伝え、 会計帳簿を公開しなければなりません。3月13日からはや2週間以上過ぎま したが、未だなしのつぶてです。行政不服審査法 第四十四条 には、「遅滞な く、裁決をしなければならない。」と、定められているにも関わらずです。 この現状を、市民としてどう理解したらよいのでしょうか。

答申全文を掲載いたします。




最低の 裁定がくだる!??

昨年の、2017年2月20日、町田市政を考える会・草の根(以下草の根)は、 町田市議会の政務活動費に関連する2つの情報公開請求をしました。 その結果、町田市議会の回答を不服として、『行政不服審査会』(以下審査会)に、 2つの審査請求書を提出し、不服申し立てを行いました。


10ヶ月が過ぎ、2017年12月26日、『平成24年度(2012年度)町田市議会政 務活動費収支報告書と証拠書類(領収書等)の情報公開請求』に対する回答を不服とした件 (以下審査請求・カード)について、審査会より、議会に対して答申が出されました。 しかし、『 会計帳簿(資料一式) 』については、「 論点が整理されていない 」という意味不明な理由で、 一年たっても審査会の結論は出ていません。


詳しくは、草の根ニュース号外(2018年2月1日)を是非お読みください。


※なお、答申不服申し立てに関する資料をまとめました。
  クリックしてください





「不服申し立て」をする経過の中でも不服?!

税金の使途についての重要な記録である、市議会の各会派の会計帳簿。
町田市監査委員が2014年に行った監査では、当時13会派に係る政務活動費の会計帳簿について、 「会計帳簿の整備を確認出来たのは1会派、2会派については不備があったものの確認できたが、 これらを除く会派については不明」と報告された。 その後の町田市議会・議会改革特別委員会における議員の発言等では、 会派の会計帳簿はきちんとつけており「帳簿はある」という。


「ある」と言っておきながら、いざ、町田市議会に情報公開を求めれば、「ルールがないから・・・」「議長への提出義務がないから・・」  との「議会というムラ社会、内部にしか通用しない理由」で、会計帳簿は「不存在」との回答!!
この様な回答は、一般常識として通用するはずがない。

2017年2月20日、町田市行政不服審査会に不服申し立てを行う。


《その後の経過》
◇2017年2月20日 『行政不服審査会』に、情報公開請求の回答に不服であるという2つの審査請求書を提出し、不服申し立ての手続きが始まる。
審査請求書−会計帳簿 審査請求書−カード
◇2017年3月28日 草の根の提出した審査請求書に対する町田市議会議長名の弁明書 届く。
町田市議会議長名の弁明書-会計帳簿
町田市議会議長名の弁明書-カード
◇2017年4月17日 町田市議会議長名の弁明書への、草の根の反論書 提出。
反論書-会計帳簿 反論書-カード
◇2017年8月8日 『町田市情報公開・個人情報保護審査会』開催。(非公開)
町田市議会意見陳述
◇2017年8月28日 『町田市情報公開・個人情報保護審査会』開催。(非公開)
草の根の意見陳述(30分)
◇2017年10月31日 『町田市情報公開・個人情報保護審査会』開催。(非公開)

10月31日の不服審査会の後、どうなったのか事態がわからない。連絡もない。
11月9日・10日・13日と市政情報課の担当者とやり取りをした。

草の根 「現状は、申立人の 知る権利 を阻害しています」
担当 「そうは思いません。」
草の根 「会議は非公開。〇月〇日の審査会の結果、結論が出たのか、継続しているのか、事務局から申立人に連絡して欲しい。」
担当 「全ての事例に平等にすることが原則なので、「草の根」だけに連絡することはできません。」
草の根 「不服申し立てという市民の権利を行使した。事務局は、市民の権利を行使することを保証する義務がある。申立人に対して、進捗がどうなったかを伝えることは義務ではないのですか?」
担当 「全ての事例に平等にすることが原則なので、「草の根」だけに連絡することはできません。」
担当 「答申がでましたら、速やかに文書を送ります。」
草の根 「ですから、「その後の経過を知ることができない」というこの現状が、申立人の 知る権利 を阻害してるというのです。会議の内容や、いつ答申が出るのかを聞いているのではありません。答申が出た段階でその文書通知するだけが事務局の役割ということが、納得できないんです。」
担当 「直接申立人からこのように、問い合わせいただければ、日時は伝えることは出来ます。」

この間のやりとりからは、「聞いて来れば教える」「お役人」「上から目線」「不親切」との感は否めない。 市民が不服申し立てをすることは相当なエネルギーがいる。2月20日の申し立て開始から90日ではなく、 9ヶ月が経とうとしている。どうなっているのか、気になることは明らかだ。 その際、申立人が聞いてくれば、教える という対応で、本当にいいのだろうか?




不自然発見!!(町田市議会の「びっくりぽん」の実態!)

社福法人から切手を大量に買う不自然?!

政務活動費で切手を買って、領収書ゲット!5日後
その切手を郵便局に持込み切手で郵送、又マタ領
収書ゲット! 政務活動費・詐取手口?(その1)

15万円分の切手を買って一体何に使ったの?

帳簿がない(つけてるけど、無い!?)ので、説明のしようもない、で通る。
マネーロンダリング?詐取手口(その2)

自作の領収書もOK!?

33万5千円の振り込み。ATMご利用明細書に自分で使いみちを書き込めばOK!立派な領収書!だがしかし、本当に封筒制作費かどうかは、証明できない。

橋本健元神戸市議と同じ手口?

66万6千円のチラシ代金。八王子にあるその会社は、普通の一戸建て、明らかに印刷はしてない!ハシケンは、詐取を認めました。詐取手口(その3)

会派の控室はパソコン・OA機器で手狭に?

A会派3カ年で90万円の備品購入!パソコン購入は、*2013年度は、11月1台、1月1台、 3月1台、*2014年度8月1台 *2015年度は、7月1台、2月1台。計6台。備品管理台帳は?

あの山尾志桜里氏もこの件で追求されている!
ガソリンを同日に3回給油!車3台持ってる?

深夜11時に5分で2回!ポイントカードの記録に、個人情報は入ってないのに、誰のカードを使ったかは情報非公開!これも政務活動費・詐取手口(その4)


「草の根」は、帳簿の公開を求めて、審査請求中です!
町田市議会の「びっくりぽん」の実態!
詳しくは、草の根ニュース40、41、42を お読みください!!




2016年12月議会・アクセス記録を実名で公表!

12月議会、アクセス数882件

町田市議会では、2016年6月議会より、全議員へのタブレット端末の貸与を行っています。 本会議 開会 時間中のタブレット端末からのインターネットへのアクセス記録は、 6月議会は3,633件9月議会は1,087件、そして、12月議会は882件でした。
遅くなりましたが、 2016年12月議会・アクセス記録を実名で公表いたします。


個人のパソコンを持ち込んでいる議員の場合は…?

なお、貸与されているタブレット以外に、自身のパソコンを持込み、作業をしていると思われる議員については、 情報開示されないため、その内容や詳しい実態は、全くわかりません。 本会議開会時間中に自身のパソコンを持ち込むのであれば、 当然、アクセス記録を公開すべきだと、草の根は考えます。
6月議会、9月議会で、傍聴席より目視で調査し、頻繁に作業していた議員名は、以下のとおりです。 議長になる前の吉田議員、白川議員、河辺議員、戸塚議員、池川議員です。


傍聴者は席を離れてはいけない!もちろん議員席を見てもいけない!

傍聴席からほとんどの議員の席は見えません。議員の様子を見たい時は、入口あるいは通路に立ち、見なければわかりません。 目視で調査しようとすると、「みだりに傍聴席を離れることはやめてください」と議長から注意があり2016年9月8日(9月議会)以降は、 議員が議場でどのような状態でいるのか、目視で確認することができません。 その後、12月議会でも、2017年3月議会、6月議会でも、個人のパソコンの持込は行われていますが、 傍聴者が、議席を、目視で、確認することができません。

本会議開会時間中に自身のパソコンを持ち込むのであれば、貸与タブレット同様、アクセス記録を当然公開すべきです。 自身のパソコンを持ち込む議員に対し、議員の中から「公平性を欠く」として、「公開すべき」との意見が出てもおかしくないのですが…。


何故、議場全体をカメラで撮さない?!

議員が、自席からの再質問の際、かろうじて、その議員の後ろ、あるいは両隣等、インターネット中継のカメラが捉えることはあります。 インターネット中継のカメラで、何故議定全体を撮さないのでしょう。 傍聴席の真下が出入り口ですので、離席しようが、わかりません。 議論に参加せず、内職をしようと、インターネットにアクセスしようと、 多くの議員が居眠りをしようと、議長からの注意は全くありません。

これが、町田市議会 本会議開会時間中の議場の実態です。







議会自らが決めた条例・規則で、「備えなければならない」とした会計帳簿を、議会は、市民に見せられないの!?
《これまでの流れ》
 町田市監査委員の『2014年財政援助団体等監査の結果について』(2015年2月23日)を知り、 昨年来、草の根は、町田市情報公開条例にもとづき、2012年、2013年、2014年の政務活動費の会計帳簿および領収書等を情報公開請求した。
 その結果、税金の使途についての重要な記録である会派の会計帳簿については、『公文書不存在』という回答が届いた。 この回答を不服とし、2017年2月20日、2つの審査請求書を提出。
 この2つの審査請求書は、今後、町田市情報公開・個人情報保護審査会に諮問され、審査されることとなる。


◆2017年3月28日 町田市議会議長名の弁明書 届く
 町田市議会議長名の弁明書-会計帳簿
 町田市議会議長名の弁明書-カード

◇2017年4月17日 町田市議会議長名の弁明書への草の根の反論書 提出
 反論書-会計帳簿
 反論書-カード

税金の使途についての重要な記録である会派の会計帳簿。
町田市監査委員が2014年に行った監査では、当時13会派に係る政務活動費の各会派の会計帳簿について、 「会計帳簿の整備を確認出来たのは1会派、2会派については不備があったものの確認できたが、 これらを除く会派については不明」と報告され、 その後の町田市議会議員の発言等では、 「ある」という町田市議会政務活動費の会派の会計帳簿。あるのであればと、町田市議会に情報公開を求めれば、 「ルールがないから・・・」「議長への提出義務がないから・・」 との理由で、会計帳簿は「不存在」の回答。

年間の総額2,592万円(議員一人につき6万円×12ヶ月×36人)、 会派に支払われる政務活動費は、すべて市民の税金です。




条例・規則で備えなければならない会計帳簿を町田市議会は、市民に見せられない!?

町田市監査委員が、2014年に行った監査では、会計帳簿は「不明または不備」といい、 その後の町田市議会議員の発言等では、「ある」という町田市議会政務活動費の会派の会計帳簿。 あるのであればと、町田市議会に情報公開を求めれば、 「ルールがないから・・・」「議長への提出義務がないから・・」 との理由で、会計帳簿は「不存在」の回答。
年間の総額2,592万円(議員一人につき6万円×12ヶ月×36人)、 会派に支払われる政務活動費は、すべて市民の税金です。

税金の使途についての重要な記録である会派の会計帳簿。
町田市政を考える会・草の根は、町田市議会に対し、町田市情報公開条例に基づき、 『政務活動費の会派の会計帳簿』を情報公開請求しました。大変残念なことに、 前述しましたように『公文書不存在』という、意味不明な回答が届きました。

この回答を不服とし、2017年2月20日、2つの審査請求書を提出しました。
この2つの審査請求書は、今後、町田市情報公開・個人情報保護審査会に諮問され、 審査されることとなりました。

内容は下記をクリックしてください

審査請求書−1.pdf
審査請求書−2.pdf




『 不自然発見!!政務活動費その1』と題して、草の根ニュース40にまとめました。

*なお、関連して、2012年度の政務活動費についても情報公開請求し、  証拠書類の一つである領収書を入手し、精査をしています。


草の根ニュース40



何故、本会議 開会 時間中にインターネットにアクセスするの? 2016年9月議会・アクセス記録を実名で公表!

町田市議会では、2016年6月議会より、全議員へのタブレット端末の貸与を行っています。 本会議 開会 時間中のタブレット端末からのインターネットへのアクセス記録は、 6月議会は3,633件、9月議会は1,087件でした。

アクセス記録を実名で公表いたします。

なお、貸与されているタブレット以外に、自身のパソコン持込で作業をしていると思われる議員については、 情報開示されないため、その内容や詳しい実態は、全くわかりません。 本会議開会時間中に自身のパソコンを持ち込むのであれば、 当然、アクセス記録を公開すべきだと、草の根は考えます。

6月議会、9月議会で、傍聴席より目視で調査し、頻繁に作業していた議員名は、以下のとおりです。
議長になる前の吉田議員、白川議員、河辺議員、戸塚議員、池川議員です。





町田市議会の政務活動費はどう使われている?

昨年、町田市政を考える会・草の根は、2013年度、2014年度の町田市議会 政務活動費を町田市情報公開条例にもとづき情報公開請求しました。
1016年10月より、2015年度の政務活動費の領収書が、町田市議会のホームページ上で公開されました。
総額2,592万円(議員一人月6万円×12×36人) の政務活動費は、 どう使われ,どう報告され、どう市政に活かされているのでしょうか。
現在、2013年、2014年、2015年度分を精査中です。

精査が終了次第、全市民の皆様に発信したいと考えています。




9月議会 本会議 開会時間中の町田市議会議員のインターネットアクセス記録 解析中!

町田市議会では、2016年6月議会より、全議員へのタブレット端末の貸与を行っています。
町田市政を考える会・草の根は、町田市情報公開条例に基づき、6月議会に引き続き、 2016年9月議会 本会議開会時間中 (本会議・提案理由説明8月30日、一般質問月9月2日、5日、6日、7日、8日、 質疑9日、常任委員会12日・13日、最終日・表決10月4日) のタブレット端末からのインターネットへのアクセス記録を、入手しました。現在、記録を解析中です。

解析終了次第、アクセス記録を実名公表いたします。
なお、6月議会は3,633件、9月議会は1,087件でした。



6月議会 本会議 開会時間中の町田市議会議員20名のインターネットアクセス記録、 実名で公開!!
町田市議会では、2016年6月議会より、全議員へのタブレット端末の貸与を行っています。 町田市政を考える会・草の根は、町田市情報公開条例に基づき、6月議会 本会議開会時間中 (一般質問6月7日、8日、9日、10日、13日、質疑14日、常任委員会15日・16日、最終日・表決24日) のタブレット端末からのインターネットへのアクセス記録を、入手しました。
その解析記録を公開致します。





6月議会 本会議 開会時間中の町田市議会議員20名のインターネットアクセス記録公開!!
町田市議会では、全議員へのタブレット端末の貸与が、2016年6月議会より試験的に導入されています。

町田市政を考える会・草の根は、町田市情報公開条例に基づき、 6月議会 本会議開会時間中(一般質問6月7日、8日、9日、10日、13日、質疑14日、 常任委員会15日・16日、最終日・表決24日)のタブレット端末からのインターネットへの アクセス記録を、入手しました。
その解析記録を公開致します。

議員の名前は全て把握していますが、反省や改善を期待し、 今回についてはあえて議員の実名は伏せてあります。
  また、データは、人別、時間順に並べ替えたものです。






議会改革を「ビジネス」にしてはいけない!

議会傍聴をしている私たちに、「いい本が出たよ!」と知人が紹介してくれた一冊が 『議会からの政策形成―議基本条例で実現する市会民参加型政策サイクル』(会津若松市議会編集)だ。 北海道栗山町、北海道福島町議会、三重県議会など先進的な議会改革が進む中、 「議会改革とは何か」を理解するための手引書となる本だ。 ただし、一市民にとっては難しい本だった。すぐには頭に入らず、何度も読み返した。 今では議会改革の専門家ともいわれる江藤 俊昭先生、廣瀬 克也先生、中尾 修氏、 そして、元三重県知事の北川正恭先生等の本や、新聞報道がされるたびに、学ばせていただいた。

2010年春から今日までの6年間、議会傍聴をしながら、問題提起をしてきた。
三多摩でダントツ高い町田市議会議員の期末手当の問題・予算特別委員会の設置要求・ 新庁舎開庁に向けては議員定数36に対し45議席分の備品はおかしいとの申し入れ・設計ミスなのか故意なのか 原因不明であるけれど、傍聴席から議員の姿が見えない議場の改善要求・本会議での議員の居眠り、読書、離席、内職に ついてはずっと指摘し続けている。

2014年の市議会議員選挙の際には、立候補者全員へ『議会報告会を公約にしてほしい』と申し入れをした。 これらの取り組みと結果について、草の根のホームページを見てほしい。
残念ながらこの6年間、新庁舎の議場の席数は改善されたものの、あとは全く改善されないまま今日に至っている。 自民党から共産党まで当選してしまえば、「なかよし、こよし」「知らぬ、存ぜぬ」の町田市議会だ。


昨年、早稲田大学マニフェスト研究所が実施している議会改革度調査で、町田市議会が『議会改革度都内1』との 新聞報道に、「市民の実感とかけ離れている」と違和感を覚え、全項目を調べてみた。 調査の結果、多くの虚偽回答つまり町田市議会は「事実に反する回答をしている」と判断し、 早稲田大学マニフェスト研究所には「事実に反する回答をしている」とする調査資料と再調査要望書を提出し、 再調査と議会改革度調査結果の訂正を求めた。
「1,700もの自治体のアンケートなのですよ。回答の裏付けなど出来るわけないでしょう」とは事務局長の弁。 そして、「私たちの設問の仕方が曖昧だった」とし、「問題はない」と、再調査することなく今日に至っている。

早稲田大学マニフェスト研究所がホームページに掲載している『議会改革度調査の概要』を よく見ると、「基本的に、回答内容の確認は行っておりませんので、 回答に誤りが含まれている可能性があります」と明記してある。
そもそも、回答誤りがあることを前提とした調査があるのだろうか?

2016年5月に公表された『2015年度の議会改革度調査』は、2016年3月20日すぎにそれぞれの議会に アンケートを送付し、4月後半から5月に回収、6月5日に結果を公表というスケジュール。 回答内容の確認もない「書いたモノ勝ち」の調査に、果たしてデータの信憑性があるのか?
本来ならば、議場のハイテク化等のハード面の議会改革と、市民が納得・信頼できるようなソフト面の 議会改革は別物であるはず。財政の問題・議員の資質の問題等を分析する細やかさがあって、 初めて自治体の議会改革度を語れるのではないのか。

早稲田大学マニフェスト研究所は、
「研究」をしないで、「偽装」した議会改革の宣伝の場になっている!
研究所の「全国の地方議会改革を推進している」という「看板」がすでに本当の議会改革の「阻害要因」になっている!!

議会基本条例、議会報告会など無くても、改革を偽装すれば、改革していることになる!
早稲田大学マニフェスト研究所は、自治体や議会を顧客としてとらえ、 議会改革を「ビジネス」にしているとしか思えない。
私たちは『議会からの政策形成―議基本条例で実現する市会民参加型政策サイクル』 (会津若松市議会編集)のような、本当の議会改革を望んでいる。

「違法性がないと言って問題がないわけではない」
「説明責任を全うしていない」
とは、早稲田大学マニフェスト研究所・顧問北川正恭氏が、 舛添元東京都知事の問題について、様々なメデイアを通じて発言していた言葉だ。
早稲田大学マニフェスト研究所は、疑問に答える説明責任がある。
草の根ニュース37と調査報告書をあわせてお読みください   (草の根)

調査報告書・クリック
*早稲田大学マニフェスト研究所調査に対する町田市議会からの
回答と虚偽内容

*日本経済新聞社(協力;日経リサーチ)の調査に対する町田市議会からの
回答と虚偽内容





議会改革ってなんだ?

議会改革ってなんだ?
1 議会基本条例を創ること
2 住民と議会が直接対話すること
3 情報共有を図ること
4 政策立案、行政チェック機能を強化すること
これらは議会改革の柱です。

町田市議会には議会基本条例はありません!
議会基本条例制定の動きも皆無です!
議会報告会はもちろんやっていません!
議員自ら議論し つくりあげた政策提言もない・・・
情報公開請求をしても、「有る」という実態も根拠も示せません。「無い」のです。
一方、本会議中の「居眠り」「内職」「離席」は目に余ります。
2014年には政務活動費について町田市監査委員の監査が入り
13会派中、会計帳簿の整備を確認できたのは1会派のみ。 2会派については、不備があったものの確認できたが、後の10会派は不明であることが公表 されました。その後どうなったのか不明です。
このような実態で どのようにしたら 
議会改革度『全国9位』、『都内 bP』になれるのでしょうか!?

早稲田大学マニフェスト研究所は
「研究」をしないで、「偽装」した議会改革の宣伝の場になっている!
研究所の「全国の地方議会改革を推進している」という「看板」が
すでに本当の議会改革の「阻害要因」になっている!!
議会基本条例、議会報告会など無くても、改革を偽装すれば、改革していることになる!
町田市政を考える会・草の根は2010年春以来、一貫して議会改革が進むことを願い、 議会傍聴をし続けながら、批判的で、しかも応援するとり組みを続けてきました。
しかし、昨年、私たちは、早稲田大学マニフェスト研究所や日本経済新聞社 ・産業地域研究所が発表した議会改革度調査の内容が、 市民の実感とはかけ離れている評価ではないかと違和感を覚え町田市議会の回答に「虚偽がある」のではないかと思い、調査を始めました。

町田市情報公開条例により、回答の根拠とした資料を入手し、1項目ずつ回答内容の調査を行い、 多くの『虚偽回答』つまり、町田市議会は「事実に反する回答をしている」と判断し、 町田市議会、早稲田大学マニフェスト研究所、日本経済新聞社・産業地域研究所に、 それぞれ、「事実に反する回答をしている」とする調査資料と再調査要望書を提出し、 再調査と議会改革度調査結果の訂正を求めましたが、 いずれも、「問題はない」として再調査をすることはなく、今日に至っています。

「違法性がないと言って問題がないわけではない」
「説明責任を全うしていない」とは、
早稲田大学マニフェスト研究所顧問・北川正恭氏が、東京都知事の問題について、 様々なメディアを通じて発言していた言葉です。

早稲田大学マニフェスト研究所には、昨年、6月、9月と日本橋の事務所を訪ね、事務局長と面談し、併せて、顧問である北川正恭氏には2度に渡り経過報告の資料を送るも、返事もなく、直接会いたいという申し入れには、11月12月、2016年1月、2月そして3月と申し入れをするも、その度「調整させてください」との事務局長の返事でした。

2016年6月7日、早稲田大学マニフェスト研究所は、『議会改革度調査2015』を発表しました。 その『議会改革度調査2015ー調査概要』を読み、愕然としています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

調査の目的は以下の二点です。


(1) 全国の議会改革がどのような状況・傾向にあるか、 確認する指標として活用すること。
(2) 議会自身が改革度を数値で把握することで自己評価や改善をし、 善い政治を競う「善政競争」を促すこと

調査の分析においては、 「基本的に、回答内容の確認は行っておりませんので、回答誤りが含まれている可能性があります。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というのです。

調査の目的を達成するためには、回答の信憑性は必須です。
回答に誤りがあることを前提とした調査のどこが研究と言えるのでしょうか。

回答内容の確認をしないということがわかっているから、 町田市議会は公然と嘘の回答をし続けています。 早稲田大学マニフェスト研究所は、議会改革度調査の「調査」をしていません。 すぐにでも、研究所の看板をやめ、「ランキング発表商売会社」と名前を変えなければ、 つじつまが会いません。
町田市議会の回答は、昨年同様多くの虚偽回答が見られます。
早稲田大学マニフェスト研究所は、疑問に答える説明責任があります!
本当に議会改革を願う市民は怒っています。

つづく




町田市議会・2014年度の政務活動費の各会派の会計帳簿(資料一式)を情報公
 開請求しました。
『第15期議会改革調査特別委員会は 「目くらましの空理・空論の議論」をしている』 草の根ニュース32のタイトルです。

2013年、町田市議会議員の政務活動費について、町田市監査委員の監査が入り、 「2013年度の13会派のうち、会計帳簿があったのは1会派、不備ではあるものの存在していたのが1会派、 後の11会派は帳簿がない」 という町田市議会のずさんな現状が公表されました。 (詳しくは草の根ニュースをお読みください)
監査委員の指摘を受け、議員自ら設置した「第15期議会改革調査特別委員会」の全てを傍聴しましたが、 「会計帳簿がない」との指摘に対し、真摯な議論は全くありませんでした。

終わりに近づいた2015年11月20日の第12回委員会、傍聴を続けて12回目にしてやっと「会計帳簿」と言う言葉が出てきたと思いきや・・・
各会派の委員は「会計帳簿は会派ごとにきちんと付けているので、今のままでよい」と発言。傍聴者はびっくり。 何が何やらさっぱり分からず呆然としている間に、この議論?は冒頭の数分であっさり終了してしまいました。

町田市監査委員は「ない」といい町田市議会議員は「ある」という「政務活動費の会計帳簿」、2015年1月15日情報公開請求しました。


公文書請求書_2016_1_15.pdf



『議会改革度調査』で都内ナンバー1に異議あり!

町田市情報公開条例に基づいた情報公開入手資料(以下 情報公開入手資料)で 「虚偽の回答をしている」と判断した質問項目は、 早稲田大学マニフェスト研究所調査アンケートでは16項目、 日本経済新聞社調査アンケートでは16項目に上ります。


特に、「議会報告会」については、情報公開入手資料によると、 2011年から2013年の議会改革調査特別委員会の議題にも上らず、当然議論もされていません。 そんな「議会報告会」が、開かれるはずもありません。


また、日本経済新聞社調査アンケートに対する回答の中で「議会報告会」については、 明確に開催していないと回答しています。以下《特筆すべき事項》の回答記述です。


Q18subQ1、及びQ26subQ1について
町田市議会改革調査特別委員会で、議会基本条例及び議会報告会は課題として検討事項に上がっていたが、 市議会議員選挙が2014年2月にあったため、特別委員会は2013年に消滅しました。 その前の議会改革特別委員会(2006年〜2009年)でも、議会基本条例は検討事項としてあげられているため、 新しく特別委員会が設置された際は、議会基本条例が検討事項としてあげられる可能性が高いと思われます。 このような状況下なので、「?計画していない」ではなく、「?議会として何らかの組織を設けて検討中」としました。


すなわち、議会基本条例と議会報告会はこれから検討事項としてあげられる可能性があるとし、 「議会報告会は開催していない」と、自ら回答しています。

ところが、上記の2つの調査機関のアンケート回答には、議会報告会を『開催した』と回答した町田市議会…。 小学生でもわかるような「嘘」をついてまで、議会改革度のランキングを上げようとした町田市議会…。


町田市政を考える会・草の根(以下草の根)は、2015年10月1日、町田市議会 上野孝典議長に対し、 『早稲田大学マニフェスト研究所調査に対する町田市議会からの回答と虚偽内容』 『日本経済新聞社(協力日経リサーチ)のアンケート調査に対する町田市議会からの回答と虚偽内容』と題した調査報告書と、 「再調査要望書」を提出し、議会として、「再調査」し、その結果を公表することを求めました。 2015年10月13日付で、下記の回答が届きました。


10月1日にいただきました要望書につきまして、ご回答させていただきます。

2014年4月23日起案の『日本経済新聞社「市区議会に関するアンケート」 へのご協力のお願い(回答)』及び2015年3月13日起案の『議会改革度調査 2014(早稲田大学ァニフェスト研究所)の回答について』につきましては、 (株)日経リサーチ「市区議会に関するアンケート」事務局並びに、 早稲田大学マニフェスト研究所の事務局と確認を取つたうえで回答をしておりますので、 ご指摘の疑義については認められませんでした。したがって、議会だよりへの掲載は考えておりません。


前述の、日本経済新聞社アンケート回答の《特筆すべき事項》で回答した、 「議会基本条例と議会報告会はこれから検討事項としてあげられる可能性があるとし、 議会報告会は開催していない。」との回答もまた、『確認を取った』のでしょうか?


草の根が、2つの調査機関に面談にて確認を取ったところ、『電話で一、二度、やり取りをしただけ』というのが事実です。 2つの調査機関のアンケート回答の、それぞれ16項目、合計32項目の回答の真偽を、 電話で「確認を取る」はずもありません。 43万市民に対して、「議会だより」で『議会改革度調査』で都内ナンバー1と、公言した町田市議会。 議会として真摯しに向き合い、再調査を行った後、その結果を市民に公表する「責任」があります。


・議会への再調査要望書と回答全文…PDF(クリック)
議会への再調査要望書.pdf
議会への再調査要望書の回答.pdf


2015年10月21日、草の根は、「早稲田大学マニフェスト研究所」と「日本経済新聞社・産業地域研究所」に 「再調要請書」提出しました。


・2つの調査機関への再調査要請書…PDF(クリック)
再調査要請書・早稲田.pdf
I再調査要請書・日経.pdf





2つの議会改革度調査で、多くの「虚偽回答」!議会は実態の再調査をする責任がある!!

町田市政を考える会・草の根は、2010年春以来、一貫して議会改革が進むことを願い、 批判しつつも応援する取り組みを、続けてきました。

2015年4月発表された「早稲田大学マニフェスト研究所」による地方議会改革度調査(市町村編)、 2014年6月発表された「日本経済新聞社・産業地域研究所」による地方議会改革調査の結果は 「議会改革度 都内ナンバー1」との内容でした。

「草の根」は、この調査結果は、「市民の実感とはかけ離れている評価ではないか」と違和感を覚え、 『町田市情報公開条例』に基づき、2つの調査機関によるアンケートへの、 町田市議会の回答の根拠とした資料を入手し、1項目ずつ回答の内容の調査を行いました。
その結果、町田市議会からの2つのアンケートへ回答には、多くの点で、 「虚偽回答」=「うその回答をしている」と判断しました。 回答の内容については議会自身が実態の再調査を行うことが必要と考え2015年10月1日、 町田市議会・上野孝典議長に対し「再調査要望書」を提出しました。

設問の意味の取り違えといった、「過失」ではなく、実際は改革が進んでいないのに、 「回答」のときだけ改革が進んでいるように見せかけるような偽装をすることは、 もはや犯罪的と言わなければなりません。
ランキングの順位をあげることを目的に「うそ」の回答をしたとすれば、 そのことこそが問題です。議会=政治家が「うそをつく」というのは致命的です。

詳しくは草の根ニュース30をご覧ください。

また、詳しくお読みになりたい方は、以下の説明をご覧の上、クリックしてください。

早稲田大学マニフェスト研究所調査に対する町田市議会からの回答と虚偽内容

名称; 早稲田大学マニフェスト研究所「議会改革度調査2014」
調査日時; 2014年4月〜2015年3月
回答日時; 2015年3月13日
調査項目; 全73項目

質問項目と町田市議会の回答を原文のまま記述しています
質問への回答については、選択肢での回答は●印で表記。 回答のうち、「草の根」が「内容が虚偽と判断した」ものは赤字で●表示しました。

「草の根コメント」中の「情報公開入手資料」は、今回、私達が町田市議会に対し、 回答の数字等についての根拠となる事実を示す資料を請求し、入手したものを指します。

なお、「根拠資料が無い」との記載もあり、この場合は、回答数字等の事実を把握していないと解しています。

一部の質問について質問主旨を( )内に表示しています。

*クリック


日本経済新聞社(協力;日経リサーチ)の調査に対する町田市議会からの回答と虚偽内容

名称; 日本経済新聞社「市区議会に関するアンケート」
調査日時; 2013年4月〜2014年3月
回答日時; 2014年4月23日
調査項目; 全35項目

質問項目と町田市議会の回答を原文のまま記述しています
質問への回答については、選択肢での回答は●印で表記。 回答のうち、「草の根」が「内容が虚偽と判断した」ものは赤字で●表示しました。

「草の根コメント」中の「情報公開入手資料」は、今回、私達が町田市議会に対し、 回答の数字等についての根拠となる事実を示す資料を請求し、入手したものを指します。

なお、「根拠資料が無い」との記載もあり、この場合は、回答数字等の事実を把握していないと解しています。

一部の質問について質問主旨を( )内に表示しています。

*クリック




2つのなぜ?!

◇町田市監査委員の指摘を受け、議員自ら設置した「議会改革調査特別委員会」すでに8回の委員会が開かれたけれど、 いまだ監査委員から指摘を受けた「会計帳簿」の議論は出てこない・・・。

町田市議会の政務活動費は、会派ごとに1人月額6万円、年間72万円が渡されています。 平成26年度は、町田市議会議員の会派への活動費として、市民の税金から25,698,000円が支払われています。 監査委員の指摘「会派は、会計帳簿の責任者を置き、会計帳簿をきちんとつけること…」の議論がなぜできない?!


◆私たちの実感…とはかけ離れている「町田市議会議会改革度都内bP」
議会基本条例を制定し、議会報告会を開いている八王子市、立川市、多摩市、調布市よりも議会改革は本当に進んでいるのか…?!

2つのなぜ?!の草の根ニュース 28、29をぜひお読みください!!




議会改革調査特別委員会の議論は…

町田市監査委員の指摘を受け、議員自ら設置した『議会改革調査特別委員会』
すでに5回の委員会が開かれている
草の根ニュース27号や、ひとこと・ふたこと・みことに傍聴記掲載!

● 町田市議会政務活動費に関する調査結果報告書をご覧になりたい方は
  クリック 町田市ホームページ→ 市の監査→ 監査等の種類→ 
  財政援助団体等監査(地方自治法第 199条第 7項)→財政援助団体等監査→2014年 

●第15期 町田市議会改革調査特別委員会は・・・
  クリック 町田市ホームページ→ 町田市議会→ 議会中継→ 委員会録画中継




突然「議会改革調査特別委員会」設立!

    

3月27日、本会議の最終日、それは突然の出来事だった。

議事日程第9号の終了直後、急に議場が騒がしくなった。 何事?と思っていたところ、突如「議会改革調査特別委員会」なるものを設立するという。 9人の議員さんがバタバタと議場を出て行くので、後を追って傍聴してみると、丁度「設立」したところだった。 ものの2、3分の間に委員長に熊沢あやり議員が決まった。副委員長になった戸塚正人議員が「社会現象にあったものにしていきたい・・・」と、 委員会の抱負らしき挨拶をして終了した。


市民側から見ると、どういう理由でこういう運びになったのか、さっぱり分からないけれど、「第15期町田市議会改革調査特別委員会」は設立した。 「社会現象にあった改革」って何だろう「議会改革調査」?といろいろ気になるけれど、市政にプラスになるような議会改革調査であることを願って、 今後の活動を注視して行きたい。


ちなみに、議会改革につながるかもしれない様な、こんな記事があった。

(草の根)




一般質問に5日間?代表質疑は5.5時間??

    

2015年第一回町田市議会定例会、石阪丈一市長の施政方針を聞く。

市政を取り巻く状況について、市長の認識は大変厳しいものだった。 日本全体で人口減少・高齢化が進み、「消滅可能性都市」という恐ろしげな言葉まで生まれている。 日本の人口は、2030年には15歳から64歳までの生産年齢人口が1,000万人以上減少する一方、75歳以上の後期高齢者は700万人増加するという。


町田市もまた同じ。 高齢化により、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療事業会計、介護保険事業会計への一般会計からの繰り出し金の割合は年々増加! 生活保護費や待機児童対策を進めることで増加する保育所運営費といった扶助費も年々増加!!
主たる一般財源である市税収入は、リーマンショック後、回復傾向にはあるものの、伸び悩みの状況。 生産年齢人口の減少の影響が個人市民税の税収減という形で顕在化してくることがすでに予測されている!!!


こんな深刻な状況であるにも関わらず、今まで通りの議案と関係のない「一般質問」に5日間も時間をかけ、 議案についての「代表質疑」には、全会派合わせてもたった5.5時間とは・・・。深刻さが共有できていないということの表れなのか。


時間をかけるべきは、予算についての議論をする「代表質疑」でしょう!
会派でしっかり準備して、喧々諤々議論する場所が「代表質疑」でしょう!! 3日でも4日でも、しっかり時間をとって、「町田市の経済、市民生活、財政状況はどうなっていくのか」ということについて、 現在の財政状況と将来の人口構成や財政収支を見通す中、持続可能な自治体経営の在り方を再構築し、 その将来像の実現にむけ、取り組みを進めていくのは、今でしょう!!!


(草の根)

*町田市ホームページ→町田市議会→議会中継→本会議録画中継から市長の施政方針や代表質疑をご覧ください



八王子市議会初の『議会報告会』に参加しました!

2014年11月19日(水)開会30分前、会場に到着。
会場の一角(関係者席)には、すでに5〜6人の議員の方々がいた。最前列に席を取る。 続々と議員が集まってくる。その際、すでに着席してい私たちへの議員の言葉が、「ようこそ、いらっしゃいました!」だ。 「うーむ、なんだか、うれしいなぁ!」(草の根)
「まだ参加者すくないなぁ…この辺りの席だけがやけに目立ってるぞ!!」とは、議員の声。 しかしその心配も杞憂に終わる。その後は、平日の夜にも関らず、続々と市民が…なんと130人。19時ちょうどに開会。  開会の挨拶は議会運営委員長、主催者の挨拶は八王子市議会議長、進行について担当の議員からの説明があった。 この間、わずか5分。19時05分、いよいよ八王子市議会議会初の市民への議会報告会が始まる。

 議題は、@中核都市移行に向けた議会の取り組みA議会基本条例制定に関する活動報告の2点だ。
@中核都市については石森市長の選挙公約だったそうだ。
中核都市移行は、市と議会が申し出、国が許可をする。市の事務権限を強力にするもの。 八王子市議会としては平成24年10月特別委員会を設置し9回にわたる委員会を開催し、平成27年4月に移行することを決定した。 東京都が行っている福祉・都市計画・環境分野などの事務権限の一部を八王子市で行うことになる。 パンフレットを使いながらの説明。移譲される事務は1222件。条例づくりやルールづくりを行う中、市民参加の機会も増えるとの説明だった。

A議会基本条例については平成18年(2006年)北海道栗山町の条例化が発端となったという。 現在、全国で500以上の自治体が条例化しているという。 八王子市議会としては「本会議のインターネット中継」や「八王子政治倫理条例制定」等の議会改革を行ってきた。 加速させたのは、平成23年6月の議長選挙の際、公約として議会基本条例の制定を掲げた議長が誕生し、 その後の議長もまた、議長選挙の公約に掲げ、最終的に全会一致で実現したとのこと。
八王子市議会基本条例第1章 総則(目的)や、第2章 市民との関係(市民参加及び意見の把握)第4条の? 議会の活動を市民へ報告し、 意見を交換する機会を設けること。や、第3章 市長等との関係(質疑及び質問の方式) 7条 本会議及び委員会における質疑及び質問は一問一答方式をはじめとした多様な形式をとることができる。等々、条例の具体的説明を聞く。
 休憩をはさみ、参加者からメモでの質問や意見を集めた。
 休憩後それぞれ関連する委員会の委員長・市議会議長・議会運営委員長が登壇。質問や意見に対し、議会の総意として説明をする。
「中核都市になるにあたり、職員の数はどうなる?その財源は?」の質問には「職員は65人の増」「財源は地方交付税の37億円」とのこと。 また、「大規模開発が進むのでは?」に対しては「市内に詳しい職員が担当することにより、よりきめ細やかに迅速に対応できる」と。
 議会基本条例については「どうせ栗山町のまねだろう」とか「条例第2条の議会の大きな役割とあるが、 チェックできるような能力のある議員は半分もいない!どうやって監視するのか?」といった質問に対しても、 「よいことはどんどん取り入れればいい!」「議員は市民に選ばれている。その議員の能力を云々するような能力は持ってはいない。 ただ議員は責任と義務と努力し続けることが大事」といった市議会の小林議長の発言に思わず拍手!!

「議員の個人的意見ではなく、議会の総意としての説明に、結論の重みを感じる」「議会の品位を感じた!」「百聞は一見にしかず…というが、 一つ一つの質問に丁寧に答える議員の姿に感動。参加してよかった!何より全会一致で条例化したのはえらい!!」とは、草の根の参加者の感想。

それにひきかえ、『議会改革度ナンバー1』のまちって、どこだったっけ!
去年の12月、「議会報告会の開催を選挙公約に!」という提案を、みんなで無視したまちってどこだっけ!!

いいなぁ 八王子市議会は!!!

(草の根)




議員の役割とは・・・

 私達市民は、行政と議会が力を合わせ、町田市が昨年より今年、今年より来年と少しでも良くしてくれるものと信じて議員に託している。 その市民の代表である議員は、市民をリードする役割を担っている言わば「プロの市民」ともいえる。

 町田市は2020年の稼働を目指し、資源循環型焼却施設建設・資源化施設(3箇所)の建設を決めた。 将来の人口減も考慮し、規模を縮小すると同時に、可燃ごみの40%削減を目標としている。 削減の中心はプラスチック・生ごみである。プラスチックごみに関しては、焼却によるC02削減と、可燃ゴミ減量のために資源化の道を選んだ。
環境を守ることはお金がかかるものである。 残念なことではあるけれど、世界規模で仕組みを作らない限り、安価で、軽量で、使い勝手の良いとするプラスチックを使わない生活は難しい。 ごみとなったプラスチックの処理に関しても、容器包装リサイクル法はあるものの、 分別の手間(市民)、収集・圧縮結束(自治体)は市民や行政の負担になっており、製造者の責任は曖昧なままだ。
このような状況下での資源化である以上、回収の負担は、企業・行政・消費者が共に担っていかなければならないのが現状である。

 9月10日の本会議質疑の中で、細野龍子議員の容器包装プラスチックに関する質疑があった。 市民にとって一日として無縁でいられないごみ問題は、2010年以来、幾度となく市民協働の審議会・地域説明会が開催された。 議会に於いても議論が繰り返され、市民の合意を得て進行しつつある。 今回の細野議員の、これまでの努力が、振り出しに戻るような質疑には正直驚いた。 結論は、プラスチックごみを資源にするために協力するのだから、市民の負担は軽減するべきではと言うものだった。
さらに細野龍子議員のブログ(8月28日)「9月議会スタート」の文中に、 6月議会の戸塚正人議員の市立公園の駐車場有料化の件に関する質疑を彷彿とさせる一文もあった。 「資源ごみを分別するのだから、容器包装プラスチックごみは無料で出せるようにして欲しい。 結構大きな負担となるごみ袋代(収集手数料代)、家計を守る為にプラスチックごみの無料収集を!!」というものだった。

 ひとつの政策を実行しようとする時、市民・行政の異なる意見や考え方を、市民を代表する議員が検討し、 議論を重ねて決められていくものだと思う。
決定した以上は、行政が政策を実行できるようにサポートすることが「プロの市民」の役割ではないのだろうか。
プラスチックごみの削減は、ごみ袋の「有料」・「無料」レベルの発想ではなく、 レジ袋の有料化・プラスチック容器の画一化・野菜・キャンディー・菓子の量り売りの試み等前向きな政策に転換して頂きたいと思う。 「無料収集を!!」からは何の政策も生まれないし、ごみも減らない。 軽々に市民をミスリードしてはいけないと思う。 町田市の将来を見据えた議員の責任・役割を改めて考えた上で、ごみの削減・環境問題を考えて頂きたいものである。

F・T




立川市議会の議場を見てきました

「わぁ近い!」
9月4日、最近建て替えられた市役所の一つ、立川市役所を訪ね、立川市議会本会議を傍聴した。最初に議場に入って思わず声が出そうになった。
まずは、写真を見てください!(※画像クリックで拡大します。)




 最前列、議場と傍聴席の境は、記者や車椅子の人のための机が。机上には透明のプラスチックのしきりがある。床の高さは同じ。 通路を隔てて、パイプの手すりで仕切られ、階段状の傍聴席が設置されている。 議場全体が見渡せるにもかかわらず、議場両サイド前方に、大き目のモニターが設置されている。
 とにかく、議員の席と傍聴する市民の席が近い。
居眠り議員は勿論いない。離席議員も当然いない。パソコンを打っている議員は言わずもがな…。 理事者の答弁に対して、他の会派の人と小さな声で意見を交わしたり、同じ会派の人が話をする光景もあるが、ごくごく自然。皆が発言者に集中し、聞いている様子。 「もう少しいい答弁を引き出したい!うーむ!残念!」といった議員の息づかいが感じられる。

 一方、傍聴席から議員の姿が見えず、通路からのぞき込むと、居眠り、離席、パソコンでの作業中…といった議員の姿に、思わず眉をひそめる町田市議会の現状。 旧庁舎時代は議員の姿が見えたのに、今は、議員が身近ではなく、市民から遠い存在に感じられる。 立川市議会議場で感じた一体感は、残念ながら町田市議会議場では感じられない。
 報酬審議会の答申を無視した議員の期末手当の実態や、傍聴席から見えない議場をはじめとする町田市議会の現状を目の当たりにすると、 町田市の市議会議員と市民との距離は以前よりも遠くなった!と言わざるを得ない。

『議会改革都内ナンバー1』というなら、市民に開かれた議会を目指しているならば、尚更、ただちに現状を改善すべきだと思う。 今の町田市議会の議場や議員の実態がこのままでいいはずはない。傍聴に来る人は減り、ますます議員が市民から遠い存在になる前に…。





傍聴席から みえない『議場』

町田市議会の本会議場は市民(傍聴席)から議員の姿がほとんど見えない。

議会が始まる際 議場に入った議員の数が表示される。その後は、議場に議員が何人いるのか表示されない。出入り自由で、離席してもわからない。
以前、傍聴者がたまたま議場から出た際、タバコをすっている議員や、携帯片手にウロウロしている議員を目にしたこともある。

今議会の本会議中、明らかに議員の席で携帯電話の着信音が響いた。議長の注意はない。誰なのか傍聴席からは見えない。

第5章 規律
(品位の尊重)
第151条 議員は、議会の品位を重んじなければならない。
(携帯品)
第152条 議場又は委員会の会議室に入る者は、帽子、外とう、えり巻、つえ、かさの類を着用し、又は携帯してはならない。ただし、病気その他の理由により議長の許可を得たときは、この限りでない。 (離席)
第154条 議員は、会議中は、みだりにその席を離れてはならない。
(新聞紙等の閲読禁止)
第156条 何人も、会議中は、参考のためにするもののほか、新聞紙又は書籍の類を閲読してはならない。
(資料等印刷物の配布許可)
第157条 議場又は委員会の会議室において、資料、新聞紙、文書等の印刷物を配布するときは、議長又は委員長の許可を得なければならない。
(町田市議会議会規則より)

隣同士のおしゃべり、離席、内職、居眠り。
傍聴席から見えない議会は緊張感を緩ませる。
このような現状、ほとんどの町田市民は、知らない。




注目!冒険遊び場事業!!

2006年3月、石阪丈一市政誕生し、現在3期目に入った。
平成26年(2014年)第2回町田市議会定例会での施政方針を聞き、 予算の状況をみて『子どもたちへの政策』を一貫して積み上げてきていると感じる。
就任直後から取り組み、すでに終了した小中学校の耐震化工事。 20年期間限定補助の保育園の建設。 そして、この春、広報まちだ2014年4月1日号 一面に掲載された『地域子育て相談センターの開設』 『マイ保育園のスタート』の記事でもそうだが、 将来を担う子どもたちや子育て中の親たちへのサポート政策がどんどん実行されている。

〈6月補正予算…子どもたちへの予算〉
地域における子育て相談充実事業2億1,425万円
(仮称)町田地区子どもセンター整備事業2億8,172万円
(仮称)小山地区子どもクラブ整備事業270万円
◎冒険遊び場補助事業336万円
学童クラブ整備事業4,621万円
民間保育所整備支援事業1,843万円
小学校トイレ改修事業1,590万円
小・中学校防災機能強化事業9,659万円

*ベースとなっているのは、2012年に策定された町田市基本計画『まちだ未来づくりプラン』。
 5つの「未来づくりプロジェクト」と、4つの「まちづくり基本目標」、3つの「行政経営基
 本方針」の実現に向けた、具体的な取り組みがはじまっている。

特に「おもしろいな!」と注目したのが冒険遊び場補助事業だ。
「子どもは自然の中で遊ぶということ、五感を使っていろんなことにチャレンジする中で成長していくと思っている。」という石阪市長。
横浜市の職員時代(20代のころ)から冒険遊び場についてチャレンジした経験を紹介。 火を使ったり、水を使ったり、木に登ったり、という現在の公園では禁止事項となっているようなことが、 実は子どもたちがやってみたいことであり、こうしたことにチャレンジさせ、発表させることの大切さにも触れた。
そして、子どもたちが、自分で自由に遊び場を作り、 チャレンジしたことを発表できる場としての冒険遊び場を、市域全体に作っていく考えを示した。

しかし課題が多いことも事実。
冒険遊び場という場合、一回ごとに完結できないこと。つまり、作りかけの秘密基地は、増築するとか、作り直すとか、いろんなことがある。遊びに発展性、継続性があることが大きな魅力。しかし、現状では、市立公園は公の施設。都市公園は、「一般公衆の利用に供する」という主旨。現状では、特定の団体や個人が継続的に独占利用することはできない。
活動団体が自分で活動場所を探しており、市立公園の場合は、活動日ごとに公園の利用許可が必要で、年間を通して継続的に使用するは難しい。また、自然を生かした遊具・道具・資材を、いったん終わったら回収するという大きな制約もあるという。
そこで、市が考えたことは、制度としてソフトの制度設計を行うということ。
内容はこうだ。
A公園の場合、公園の管理者は市。市の管理の一部の管理許可を、他部門に渡す
…つまり、冒険遊び場の場合は、児童青少年課に公園管理行為の一部を担ってもらうこととし、こうすれば、市立公園であれば、常設の冒険遊び場のエリアとして継続的に管理することができるという制度設計。
B団体はどうするか?最初から特定の市民・団体を決めるのではなく運営団体を広く募集していく。このことは都市公園の主旨とも合致する。

(詳細は本会議録画中継をご覧ください。)
*クリック→町田市議会本会議録画中継→平成26年6月定例会(第2回)→会議日・平成26年6月13日公明党会派における代表質疑及び個人質疑

このように制度化した冒険遊び場の取り組み、全国どこにもないのでは…?!
空き地がまだ残っていて、草まみれ、泥んこになって秘密基地を作って遊んだ世代の一人として、 うれしいだけでなく、なんだかわくわくする。




興味深かった市長の答弁

6月議会をネット中継で視聴した。 昨年から度々取り上げられている公園駐車場有料化の問題に対する市長の答弁がなかなか興味深かった。
公園の駐車場を有料化にした段階から、反対する政党・議員は多かった。 それでも市は実行した。結果年間3千数百万の赤字が出たことで、反対の勢いに拍車がかかり、 6月議会に於いても質問は続いた。


戸塚正人議員から、駐車場の収支が赤字になったこと、受益者負担に対しての市の見解を問われた市長は、
 「市は、もともと駐車場経営をしようとしたものではないので収支を目的としていない。 公園は市民に自由に使って頂くのは当然であるが、市民が来園するためのアクセスは、 バス・自転車等様々である。 無料にすることによって、公平性を損なわない為も受益者負担は必要であり、 目的外の利用・不法駐車を無くし、公正を保つ為にも有料化は必要」という答弁があった。
担当部長からは、すでに実践している稲城市・海老名市の有料化の実態も紹介された。 比べると町田より高額だったことに驚いた。 また、将来車での来園者が減少すれば、広い駐車場スペースを減らし、公園を広げることも出来る、 という説明もあった。確かに環境のことも考えるとそれも一理ある。


ものごとを決めるにはそれなりの理由がある。 有料化という現象だけを見れば、市民に負担を強いておいて、その上赤字とは何ごとだ、ということになる。 一方、責任ある行政の役割を果たそうとすると、今は採算がとれなくても、 このことによって受益者が負担をする、という市民の意識改革・公平性・環境保全等などを考慮する必要性が生まれる。 無料であることが本当の市民サービスなのか、市民も熟慮しなければいけないのかもしれない。

F,T




市議選を通して、議会と市民の接点を考える

市議選が終わり、広報等で当選者の得票数等の情報を見た市民が、「2千数百票で市会議員になれるのか・・・」「選挙をしても落選するのは新人5人、結局何も変わらないのね」と話しているのを耳にした。長年議会傍聴を続けてきた者からすれば、顔見知りの議員さんが、皆当選した程度に受け止めていたけれど、確かに無風状態のような市議選だったのかもしれない。


町田市の、この8年間を振り返れば、眠っていた機関車が目を覚まし、力強く動き出した感がある。一方市議会は、当選回数8回(32年間)・6回(24年間)も市議を続けてこられた議員さんもいる筈だけれど、町田市や町田市民の為の議員活動で、成果を上げたと言う印象が薄いのは何故だろうか。
地域の問題を掘り起こし、議員提案をし、議論をして解決、前進させて行く姿をあまり見たことが無いからだろうか。行政に提案はするものの、議員自らが汗をかく姿を見たことが無いからだろうか。それとも、さながらワイドショーのコメンテーターの解説を聞いているかの様な弁舌の先に、何もない空しさだろうか。社会の変革に目を向けることなく、経を唱えるがごとく延々と持論を展開し続けるばかりだからなのだろうか。


町田市政を考える会・草の根は、民主主義を掲げる議会において、本来果たすべき市民の役割が欠落していることに責任を感じ、議会傍聴を続けてきた。
納得いかない事に対しては、議員に対して、アンケート調査をしたり、署名を集めて請願も提出してきた。
市民が議会傍聴に行っても、傍聴席から議員が見えないことに対してのアンケートでは、問題だと回答した議員は僅か3名、この事が議題に上がることもなかった。議員の多くは傍聴席から議員は見えなくても良い、ということなのか?


また今回の選挙においては、選挙公約の案も提示(草の根ニュース号外、24参照)したが、主旨を理解し回答したのはわずか2名、しかし落選。ほとんどの議員候補が考えを述べる事もなく無視、市民の声、どこ吹く風である。


ともあれ、都知事選・大雪というアクシデントに見舞われつつも無事乗り越え、市議としての4年間の活動が始まった。
議員の姿が傍聴席から見えない議場の問題、本会議中のパソコン使用の問題、まだまだダントツ高い町田市議会議員の期末手当の問題、私たちが疑問に思う問題は何一つ解決していない。
市民が願う「議会改革」・「行政改革」とはどういうことなのか、他市の先進事例を学びつつ、問題提起をしていきたい。





町田市長選を振り返って

過去最低の投票率41.33%で終わったこの度の選挙に対して、2週間前の都知事選や大雪に見舞われたこと、争点がなかったこと等を考えると、仕方がないのでは、という見方が大勢をしめていた。確かにそれも一因かもしれないけれど、4年に一度「市政に対する評価」が出来る権利を与えられながら、6割近い市民が行使しないということをどう判断したものか考えさせられる。


投票率低下の問題は、今回の町田市の選挙に限ったことではない。「争点」のあるなしに因って投票率に影響があることは致し方ないけれど、「争点づくり」ばかりに目を向ける選挙の在り方の認識を変える必要もある様な気がする。


候補者にとっては、対立軸を作った方が選挙戦を戦いやすいのかもしれないし、それを当然の事のように期待するメディアもある。しかし市民としては、4年間の市政の評価を冷静にみつめ、判断する貴重な機会である。政党の宣伝活動や、既得権の奪還が目的かと思える様なネガティブキャンペーン等の選挙活動を見ていると、市民不在の政治家の為の選挙の様な気がしてしまう。


43万市民の未来を託す4年に一度の選挙である。立候補するからには「主権者」という同じ土俵の上で、政策論争に耐えられる候補者に立候補して頂き、悔いのない選挙戦を繰り広げて欲しい。単なる人気とりや、年齢ばかりを強調したり、展望のない真逆説だけでは、あまりにも有権者を馬鹿にしている。


地方選挙は、政治家自身が当選する為だけのものではなく、市民が政策・実績・人格等を判断して自主的に選ぶべきものだと思う。住み良い町田市・未来に希望が持てる町田市を望むなら、選ぶ側の市民も、候補者の情報を得て判断する必要がある。その判断材料として、各地域で政策論争が出来る場をつくることも大切ではないのだろうか。
そうした意味で、青年会議所主催の政策討論集会は、有権者にとってうれしい企画だった。政策能力、人柄等推し量るためには大変興味深かった。


地域の集会所に候補者が集い、住民と共に政策を語り合う機会をつくり、「この候補者なら任せられる」と、納得して選ぶことが当たり前になれば、市政への関心も深まり、投票率もおのずと上がるのではないのだろうか。





予定候補者43名中公約に掲げるとした候補者わずか2名!殆どが無回答!!

町田市政を考える会・草の根が提案した公約、

議会で決めたことを 議会として 市民に報告する
『議会報告会を実現します』

2014年2月23日執行の町田市議会議員に立候補予定者中、上記の草の根の提案に回答を下さったのは7名の方々でした。回答をくださった方々、お忙しい中、ありがとうございました。
〈回答結果〉
田中 米司みんなの党・・・公約にする
立花 孝志NHKから国民を守る党・・・公約にする

*渡場 さとし日本共産党・・・公約にしない
*とのむら 健一日本共産党・・・公約にしない
*佐々木 智子日本共産党・・・公約にしない
*池川 友一日本共産党・・・公約にしない
*細野 龍子日本共産党・・・公約にしない


現職の市議会議員の皆さんには昨年12月議会最終日、文書一式(返信封筒切手付) でご案内しました。1月8日には新人の予定候補者の皆様に郵送でお送りしました。43名立候補予定者中、名前を公表不可としている2名を除く41名の市議会議員立候補予定の方々に問うた結果です。


立川市議会が昨年の12月議会で市議会基本条例の素案をまとめパブリックコメントを募っている(2月5日まで)、1月10日には市民と市議会の意見交換会を開く、とのニュースが入ってきました。2014年1月10日の読売新聞報道です。

『・・・同市議会は市議が担う役割を明確にし、議会の活性化を図ろうと、2011年12月に議会改革特別委員会を発足。昨年11月までに11回の協議会を開き、専門家の意見を聞くなどして素案をまとめていた。素案では、意見交換会など、市民への説明責任を果たし、多様な意見を把握することを定めている・・・・後略』
*立川市のホームページから素案とパブリックコメントの応募用紙をダウンロードすることが出来ます。 《問い合わせ 立川市議会事務局042・528・4343》

立川市議会の取り組みと同時期、町田市議会でも議会改革調査特別委員会が開かれていましたが、何が結論となったのか、まったく判らないまま終了しました。

今回、市民がカンパを募り、選挙公約の提案をした活動に対し、賛否はおろか返事すらしない町田の議員を目指す予定候補者の現状、回答はきたものの、問うている内容を全く理解していない現状に、愕然としました。 草の根





町田市議会議員選挙に立候補を予定する方への緊急アンケート実施中

*クリック 草の根ニュース24草の根ニュース号外をお読みください
草の根は提案します!
議員の仕事は 議会で議決することです
年4回の議会ごとに どんなことを議決し 何が課題なのか
市民と議会が
直接意見交換する 議会報告会!
すでに 多くの自治体で、取り組みが始まっています

議員は 一部団体や 地域の代表であることにとどまらず
町田市全体の代表であるはずです
市民と議員の接点が、選挙の時だけではなく
議会で議決した内容等々 互いに意見交換する中で
信頼し合える状況を築いていくことが
政治への関心・信頼を高めることだと思います
そして
地域の声や悩みを汲み取り
市政に反映して行くことを願います

この8年間 すべての議会を傍聴する中で
議員にとっても 市民にとっても
身近なものと感じられる 議会 にするために
町田市政を考える会・草の根は 考えました

そして 2014年2月23日執行の
町田市議会議員選挙に立候補を予定される全ての方に

議会で決めたことを
議会として市民に報告する
議会報告会の実現を 実現します! 

という公約を提案し
緊急アンケートを 実施しました
アンケート結果は 草の根・ホームページ等で 公開いたします
*2014年1月15日が アンケートの締め切りです



町田市議会議員のボーナス5.2ヶ月!はどうなった!?

平成25年(2013年)、9月議会・最終日(10月8日)、事件はおこった!


議員全員で「町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会」(以下報酬審議会)の開催を求めることを「決議」した町田市議会。にもかかわらず、報酬審議会で答申された議員のボーナス(期末手当)を5.2ヶ月から3.95ヶ月にするという内容を「無視」し、町田市議会は4.9ヶ月に決定しました。しかも、適応されるのは、来年4月から。あきれて、ものも言えません。

詳しくは草の根ニュース23を読んでください!!


※これでもなお、町田市議会議員のボーナス4.9ヶ月は、三多摩26市中、ダントツ高い状況です!



議論に参加しない議員は欠席扱いにすべき

平成25年(2013年)第4回 町田市議会定例会 本会議 一般質問初日。

本会議場にパソコンを持ち込んだ議員は今回も2名のみ、吉田 勉議員と熊沢 あやり議員だった。
午前中、吉田議員はパソコンを打っていた。「今季最後の本会議でもそうなのか」と思いつつも、傍聴者には内容までは双眼鏡でもなければ見えない。本日はこれまでと帰宅。3時の休憩時、午後の傍聴メンバーから「ずっと二人がパソコンを打っていて会議に参加していない」と連絡あり。今度は双眼鏡を持ち議場へ。午後4時到着。丁度川畑議員の質問が終わる頃だった。
3時の休憩まではずっとパソコンを叩いていたという吉田議員は居眠り中。双眼鏡で見ると、開いたままのパソコンの画面には、本日の一般質問の議員の名前が大きな字で並んでいるだけ…作業は終えていた。
熊沢議員は左側にA3版の大きさの資料を置き、時々辺りを窺がいながら、キーボードをたたいている。文字が小さく、8倍の双眼鏡でも何を書いているのかは読み取れないが、保育所の資料か?ズラリとある表のようなものに、何か書き込んでいるように見える。とにかく、川畑議員の質問内容とはまったく関係のない資料を見ながらの作業中だったのは確かだ。本会議場でいったい何の作業をしているのか?昨年の秋からこんな事がずっと続いている。
議会事務局は、この様な議員に「この作業時間の報酬」を支払わないでほしい!



忘却のかなた・・・に驚き、唖然

9月24日の決算特別委員会・環境資源部の審査の際のことです。

  

有料のゴミ袋の基金(袋代の収益から製作する費用や販売小売店の手数料等を差し引いた収益を基金として積み立てている)の使い方についての吉田勉議員の発言に驚いた。


「もともとは有料化して施設建設に使うということが導入の意図だったはず、当時、廃プラの施設建設やビンカンの収集施設に使うというものだった」「前政権が苦労して有料化した。この基金は施設建設のために使うことになっていたのに、こまごましたことに使われている」「私の空白期間に条例をあらたにつくって・・・」「今は、大きく方針が変わって、昔は積み立てて施設建設に当てようとしていたのを日々の行政の中でつかってもいいということに変えたのか?」
「本来は施設建設のために使う基金が方針変更で変わった。当初の意図が大きく変更されて残念だということだ」と何度も発言。

しかし、この発言は事実と違う。


8年前の有料化を決定した際、「町田市廃棄物減量再資源化等推進整備基金条例」も、同時に制定された。

「有料化された際の収益の取り扱いについては基金として積み立てる」というもので、(設置)(積立額)(管理)(運用益金の処理)(繰替運用)(処分)(委任)の項目がある。第1条から第7条まであり(処分)の項目 第6条 基金は次に掲げる目的のために使用する場合に限り、その全部又は一部を処分することができる。

(1) 廃棄物の発生を抑制し、又は循環的な利用を推進すること。

(2)廃棄物の再使用、再利用等に必要な処理施設を整備すること。

とされている。

この第6条の(1) (2)をめぐり、様々な議員が質問し、当時の市長・助役・担当部長が答弁している。


・ ごみの政策的な問題というのは、有料化の問題だけではなくて、従来から容器包装リサイクル法による廃プラスチック等の処理の問題とか、あるいはさらに徹底したごみの分別、特に家庭から出るさまざまな野菜の問題や何かも、これからの大きなテーマだろうというふうに思っている。(寺田市長)

・ 第35号議案で基金をつくらせていただいております。そういう中で、市民の皆さん方がごみの再利用、また、ごみを減らすというためにこんなことがあればできるじゃないかとか、そういう意見が出てくると思うんですね。そういうものを第35号議案で基金を使って対応していかなければいけない。(牧田助役)

・ 市民のごみに対する特段のご協力を得て、ごみの減量、資源化の強力な推進、公平な負担システムの導入等を目的として、新たに可燃ごみと不燃ごみについて指定収集袋による有料化を提案するものです。(牧田助役)

・ 基金につきましては、処理手数料収入から必要経費、そして新たな減量、資源化施策にかかる経費を除いた額を積み立てるという考えでございます。(担当部長)
・ 町田市では、今回、有料化に伴う収入は現在かかっている費用に充てるということではなくて、新たなごみの減量、資源化の施策に使用するという考えから多摩地域、他市を参考に決めさせていただきました。(担当部長)     
議事録より 

委員会や本会議場で、多くの議員が、基金の運用については、ソフト面・ハード面から質問し、幾度となく答弁する中に、「基金は、本来、施設建設のために使う」と言う発言も考え方もない。


「私の空白期間に条例を新たに作った」わけでも、「本来は施設建設のために使う基金が方針変更で変わった。当初の意図が大きく変更された」わけでもない。

あの時市民も、あんなに使途を巡って請願も出し、議論したのに、すっかり

「忘却のかなたなのか・・・」がっかりだ!

(付記)
吉田議員の今回の発言の中の「空白期間」は、自分がいない時=議員でない時は、市政には関与しない!といっているのだと思いますが、そうすると、議員でない者=私たち市民はみんな「空白」人間で、市政には関与しない・関与できない、ということになってしまいます。
議員だけが、市政に関与し、市民は投票日だけの存在、とでも思っているのでしょうか?
「前政権が苦労して有料化した」と発言していますが、市長が苦労して有料化する時に、市民は存在しなかった・関与しなかった、のでしょうか。「政権」は議員だけを相手にしているということを言いたいのでしょうか。
あの日、ごみ袋の有料化説明会に体育館に足を運んだ多く市民は、民主主義国家だと思っていればこそ自由に意見を述べ討論に参画し、決定したと思っているのです。



決められない議会!?

草の根ニュース21・22でお知らせしているように、今年もまた改革できず、三多摩地域でダントツ高い町田市議会議員のボーナス「期末手当)5,2ヶ月を町田市議会議員は受け取りました

昨年の2012年第一回定例会(3月議会)において、町田市議会改革調査特別委員会提出議案第一号「町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会を開くことを求める決議」が議員全員の賛成で可決されました。2012年11月5日、市長から、特別職の報酬等及び政務調査費の額についての諮問をうけ、『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会』(以下報酬審)が開かれました。議員全員で報酬審の開催を決議し答申を受けるということは、言うまでも無く答申を尊重することを前提としています。全3回の審議を経て、2013年2月19日、石阪丈一市長に「特別職報酬等及び政務調査費の額について」答申が出されました。

早速、この答申を受け、町田市議会改革調査特別委員会(以下委員会)が開かれました。ところが、報酬審の審議内容を批判する議論に終始。3月議会では条例案を出すことは無く、その後の、5月9日までの委員会でも何も決められないまま、何の結論も出せず、委員会は閉じられました。

2013年第2回定例会(6月議会)本会議(6月6日)において報告された委員会の内容は、「議員定数について、議員報酬と政務調査費の協議、検討の手法について、及び期末手当について、一括して調査・検討した結果、議会費の中のいわゆる議員人件費の削減をしてゆくことを決定する」というもの。何の結論も出ていないのに結論がでたかのようなふりをする、お粗末な結果です。


『町田市特別報酬等及び政務調査審議会』の答申を受けて そのB

 議員全員で開いてほしいと議決した『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会』の「答申」を町田市議会はどうするのか?
詳細は、草の根ニュースをご覧ください。


*クリック
草の根ニュース No21
草の根ニュース No22


会派別代表質疑を傍聴して

その年度の第一回目の議会は3月議会です。市長が提案した当初予算案に対して、議論し、決定する、重要な3月議会です。

三多摩26市のおもだった都市・・・八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、日野市、狛江市などには、『予算特別委員会』があります。市が提案した予算に対して『会派ごとに代表質問』をし、議論をしています。でも、なぜか町田市にはありません!
「なぜ、町田市議会には、予算特別委員会がないの?」
「どうして、町田市議会は会派があるのに、代表質問しないの?」
「3月議会は予算に関係した質問の出来ない一般質問の時より、予算に対して堂々と論戦ができる代表質問が大事では?」
クリック  草の根ニュース No8

さて、平成25年(2013年)第1回町田市議会定例会では、「代表質疑制度」が施行されました。発言順序は大きな会派順に会派の持ち時間は基本30分、会派人数×5分というものです。

いつもは、一般質問の終了後の翌日、同じような質疑が延々と続く状況でした。
「議会改革の第一歩だな」と興味津々でのぞみました。

最大会派の民主・社民・ネット(70分)、公明党(60分)、日本共産党(50分)市政クラブ(50分)、まちだ新世紀(50分)、自由民主(50分)。
インターネット録画がありますから、ぜひご覧ください。
クリック 町田市議会 本会議録画中継
平成25年(2013年)第1回町田市議会定例会 会議日・平成25年3月11日(質疑)


草の根の評価では、『会派代表質問』の形になっていたのは、民主・社民・ネット、公明党、まちだ新世紀でした。ただし、どの会派も時間足らずの感がありましたが、会派の特色が見え、なかなか興味深いものでした。

それぞれの会派の理想の実現のために、第1回町田市議会定例会では、一般質問(予算に関連する質問はできない)の日程を短縮し、時間をかけて「会派ごとの代表質問」をすべきと改めて強く思いました。



『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会』が開かれました そのA

答申は出たものの・・・???

町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会(会長 川野秀之氏)は、2013年2月19日、石阪丈一市長に「特別職報酬等及び政務調査費の額について」答申をしました。

答申内容は、 市議会議員の議員報酬は給料月額を議長30,000円、副議長20,000円、議員10,000円引き上げる。
市長及び副市長の給料月額は現行据え置く
政務調査費は現行据え置く

〈参考意見〉 常勤監査委員及び教育長の給料月額は現行据え置く
市議会議員の期末手当の額は、市長、副市長その他の特別職との均衡を図ることが適当であり、期末手当の額の算出に当たっては、常勤監査委員及び教育長と同様に市長等の例によることとすべき
というものでした。
*クリックPDF 答申の内容と審議の経過

2010年春、町田市政を考える会・草の根(以下草の根)は、偶然新聞報道で町田市市議会議員の期末手当が5.2ヶ月であることと、三多摩でダントツ高いことを知りました。「他市の市議会議員の期末手当はほとんどが3.95ヶ月に対して、何故町田市議会議員が5.2ヶ月なのか?」と、町田市議会に対し、質問をし続けてきました。

2011年第一回定例会(3月議会)には、584名の署名とともに請願を提出。

第二回定例会(6月議会)には「議員の期末手当5.2ヶ月を3.95に引き下げることを求める請願」を提出しました。結果は賛成少数で否決されました。詳しくは草の根ニュースをお読みください

*クリック 草の根ニュースNo6 No7

草の根は、町田市議会議員が市民に対して明確な説明をしないまま、三多摩でダントツ高い期末手当5.2ヶ月をもらい続けていることについて、「おかしい!」と疑問を投げ続けて来ました。

昨年の2012年第一回定例会(3月議会)冒頭に於いて、やっと町田市議会改革調査特別委員会提出議案第一号「町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会を開くことを求める決議」が議員全員の賛成で可決されました。

*クリック 草の根ニュースNo14

そして2012年11月5日、市長から、特別職の報酬等及び政務調査費の額についての諮問をうけ、町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会が開かれました。


以上が2013年2月19日に町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会(会長 川野秀之氏)が、石阪丈一市長に「特別職報酬等及び政務調査費の額について」答申をした経緯です。


議員全員で賛成し、議会が求めた審議会の答申が出たのですから、2013年第一回定例会に於いて、議員提出で条例化案を出すのはどう考えても、日本の常識です。ところが、その動きはまったくありません。市民の目から見れば、5.2ヶ月同様の町田市議会の非常識!?今後の動きに注目です!!!

* クリック 町田市議会 委員会録画中継
会議名の指定(町田市議会改革調査特別委員会 会議日・平成25年2月22日他)




町田市議会議員への緊急アンケートの実施と結果

町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会(会長 川野秀之氏)による「特別職報酬等及び政務調査費の額について」答申について、議員がどう受け止めたのか緊急アンケートを実施しました。

クリック 町田市議会議員各位  緊急アンケート

結果は以下のとおりです
*賛成
市川勝斗 議員
新井克尚 議員
渋谷武己 議員 (議員報酬の減額は必ずしも賛成ではないが、『報酬審答申』は尊重したい)
渡辺厳太郎 議員

*反対
殿村健一 議員 (議員報酬引き上げの答申には反対です。
市議会議員の期末手当について言及した「参考意見」には賛成です)
細野龍子 議員 (ただし「参考意見」(期末手当)には賛成です)
佐藤洋子 議員 (*報酬月額引き上げの根拠が不充分であり、市民の合意が得られない。*参考意見について、政務調査費については、政務活動費となる4月以降論議される問題であり透明性、妥当性市民目線で考えた場合、使途も含め十分検討すべきと考える。
* 期末手当については、請願に対して賛成の立場を取った者として引き下げるべきと考える)
佐々木智子 議員 (ただし「参考意見」の期末手当を市長・副市長その他の特別職との均衡を図るということには賛成)
池川友一 議員 (ただし「参考意見」には賛成である)

*〈回答拒否〉・・・22番議員 23番議員 31番議員


*「この答申に興味が無い」もしくは「意見を持ち合わせない」

松岡みゆき議員  いわせ和子議員  森本せいや議員  佐藤和彦議員  わたべ真実議員  戸塚正人議員  山下てつや議員  おく栄一議員  三遊亭らん丈議員  河辺康太郎議員  斎藤祐善議員  熊沢あやり議員  上野孝典議員  若林章喜議員 佐藤伸一郎議員  田中修一議員  藤田学議員  吉田つとむ議員  大西宣也議員 友井和彦議員  谷沢和夫議員  おさむら敏明議員



2012年12月21日 議場にヤクザまがいのヤジが飛んだ日!

2012年度第4回定例会(12月議会)最終日、請願第16号「 保育所整備において、営利企業参入を撤回するよう求める請願」の質疑があった。反対討論に立った議員に対し、傍聴者(請願の際、意見陳述をした男性・保育園経営者)が「次の選挙で落とすぞ!」と大声でヤジった。

議場では、さすがに「何を言っているんだ!誰だ!」と、見えぬ傍聴席に向かい声を荒げた議員もいたが、田中修一議長は、傍聴者に対して全く注意をしなかったことは残念だった。(議会中継記録ではこのヤジと応酬した議員の声は消されている。)

※クリック 町田市ホームページ→町田市議会→議会中継→本会議録画中継→H24年12月21日文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決

自分たちの出した請願に対し、正規のルールに則り、整然と反対討論した議員に対して、「次の選挙で落とすぞ!」とは、あまりにも品がない。この十数年、町田市議会を傍聴してきたが、こんなヤジを聞いたのは初めてだ。


後日、この時のやりとりが気になり、この請願に関する委員会の中継録画を見てみた。

この請願を提出したのは、町田市法人立保育園協会。これまで、町田市は公立保育園や社会福祉法人などに限ってきた認可保育所運営に、株式会社参入を決めたことへの反対の請願だった。

※クリック 町田市ホームページ→町田市議会→議会中継→委員会録画中継(12月12日)→文教社会常任委員会→子ども生活部請願第16号

要約すると、「市民の収めた税金が企業の利益となる。子どもを利用した金儲けに使われていいのか?」「子育ての不安を抱える親が増えている。その最前線で子どもの命、心の育ちを守っている。サービスで無く奉仕で頑張っている。企業はサービス、私たちは奉仕」「株式会社は親の受けがいい。お客様だからだ。それではいい保育が出来ない」「今度の認可保育所の設置場所(木曽町)では、適正配置になっていない」等などだった。


町田市が、2012年から2015年までの3ヵ年で解消しようとしている保育園入園の待機児童の数は851人。将来的には子供の数は減少するかもしれないが、女性の社会参加が増える中、働くことを希望する親は増加している。町田市議会では、保育園の待機児童解消について議論のない定例会はない。行政も、待機児童解消のための認可保育所の設置に苦労しながら取り組んでいる

国は2001年以降、福祉の分野に社会福祉法人だけでなくNPO法人・学校法人・株式会社、また宗教法人が参入できるよう規制緩和している。既に、東京都・神奈川県・横浜市等多くの自治体が取り組んでいる方式であり、特段、町田市が先陣をきって株式会社を参入させようとしているわけではない。


一般論として、どんな事業であっても、経済活動を行っている限り、「利益」を出さなければつぶれるのは当然である。社会福祉法人であれ、株式会社であれ、得た「利益」がどこに入るかの違いだけであり、「利益」を出さなければ成り立たない。

以前、民間企業は利益の追求が先行し、サービス・内容の質が悪いと、決めつける傾向があったが、近頃は行き届いたサービス・合理性・企業努力が評価され、多くの分野で参入を果たしている。「企業は利益追求のみの悪」という決め付けは、時代錯誤の様な気がする。

保育業界に参入してきた株式会社の質・内容を、もっと前向きに評価する必要があるのではないだろうか。企業の社会的責任はいまや常識になっている。

「適正配置」を問題にしていた。保育園に入れたい保護者は、保育園まで連れてくることを前提にしていると思う。手段も自転車・自家用車・バス、方法も通勤途中・交通の便の良い所と、様々な都合・方法で通園するご時世である。


請願の議論を聞いていると、子どもを保育園に入れたいという保護者の存在が省みられていない点が気にかかった。社会福祉法人は子どもを守ることができて、株式会社にはできない、と単純に決めつけてしまっては、自分たちの業界の利益=競争相手が増えないことだけに関心がある団体、と勘繰られても仕方がない。例えは古いけれど、中世から近世のヨーロッパのギルドを連想させるような閉鎖的、特権的な雰囲気を感じてしまった。

「利用する人」も「働く人」も、すでに「選択する時代」になってきている。競争は、質の向上の為にも悪いことではない。社会福祉法人だろうが、株式会社だろうが、保育の内容が保護者のニーズに合わなければ、受け入れられない。いま、そんな時代が来ていることを、冷静に見極める必要があると思う。品のないヤジを飛ばしている場合ではないのだ。




『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会』が開かれています!!その@

第1回は2012年11月5日、第2回は12月12日(午後5時〜7時)市役所4階の政策会議室で開催されました。


《ダントツ高い5.2ヶ月!町田市議会議員の期末手当!!》はどうなるのか?
今後の議論を注目しています!


審議会は、どなたでも傍聴できます。
(傍聴は、事前に電話で申し込む事になっています。電話724−2199(職員課))
なお、第3回は、2013年1月16日の予定です。

一目瞭然!
第一回の会議資料から、他市・23区・近隣市等の比較が出来る資料を掲載しました。
※クリックすると第一回当日資料より、判断材料にする為の資料をPDFにしました。ご覧下さい。

「議員が見えない議会」雑感と本会議場 実態調査A

*議員の姿の見えない議場で、第3回定例会(9月議会)第4回定例会(12月議会)を傍聴した。議員さんの姿を見ようとすると、ガラス柵ぎりぎりの所から覗き込むことになる。なんとも不自然で、いやみな行為だと思う。私達も議員さんの頭上から覗き込みたくない。議員さんも嫌だろうと思いつつ、議員の姿が見える議場になるまで、続けなければいけないと思っている。

その苦心の結果は、いねむり、おしゃべり、長時間の離席、パソコンのキーボードを打つ姿・・・。傍聴の男性の弁、「わざと見えなくしたんじゃないの?」に、思わず「そんなことはないと思いますよ」と否定したものの、何時までこの状態が続くのかと思うと、正直悲しくなる。


*市民が望む真の議会改革は、「市民の声にきちんと答える」「会派を組んでいるのだから、予算・決算時には会派を代表した代表質問を取り入れる」「市民と議員の接点の場をつくり、議決した内容を説明する機会を設け、同時に市民の声を聞く」等などだと思う。

*9月議会から始まった試行・パソコン導入は何のため?

ペーパー・レスなら、導入は同時に全員で始めるべきでは?ただし、資料の検索も含めて相当の準備が必要かと思う。何を見ているのか、何をしているのか不信を持たれない様にしなければ、市民との信頼関係は築けない。


議会観察_2012_12
PDF・クリックしてください
※本会議場 実態調査@は草の根ニュースNo19に掲載しています

公開質問状を出しました

新しい市庁舎が開庁して5カ月がたちました。その間、9月と12月に、2度の議会が開催されましたが、何故か「議員の見えない議場」に対しての質疑は一度もありませんでした。

議員さんにとっても、傍聴者が居るのか、居ないのか分からない議場での質疑は心もとない筈だと思います。もしも気にならないとしたら、それも問題です。そこで、34名の市議に公開質問状を出しました。

結果、回答があったのは、残念ながら3名の議員さんのみでした。

*詳細は、ニュース発行 町田市政を考える会・草の根No20をご覧ください。

見えてきた新たな資源化施設の役割

平成24年(2012年)第2回町田市議会定例会のネット中継を視聴した。その中で、町田市政を考える会・草の根が、特に関心を持っている表題(項目4)「新たな資源循環型施設整備事業におけるメタン化施設について」の、山下てつや議員の一般質問と、それに対する石阪市長の答弁・再質問が印象に残った。


山下てつや議員から、メタン化施設について、@市民から危険だとの声があるが市の認識は。Aランニングコストが非常に高いとの声があるが、市の認識は。B環境負荷という点での優位性について、市の認識は。Cメタン化施設の利点とは何か。以上4点が通告された。


石阪市長の答弁(要約)は、2009年「廃棄物減量等推進審議会」(会長 細見正明氏)で2年間の審議を経て、2011年4月に「町田市一般廃棄物資源化基本計画」が策定され、これを受けて2011年5月「町田市資源循環型施設整備基本計画検討委員会」(委員長 細見正明氏)が発足し、現在検討をして頂いている旨の説明の後、通告の4点についての説明があった。


@市民から危険だとの声があるが市の認識は

生ごみを100%資源化するという答申を受け、10年後の2022年に発生する2万2千トンの生ごみのうち、3千トンを大型・小型の生ごみ処理機で堆肥に、残り1万9千トンは、生ごみだけ取り出して堆肥化のプロセスに乗せるのは困難なので、バイオガスエネルギーとして利用することと位置付けている。


現在、バイオガスエネルギーの稼働は、全国で(官民合わせて)540箇所、そのうち生ゴミに限定すれば、稼働7箇所、建設・計画中を含めると12箇所になる。バイオガスは貯蔵タンクが必要で、可燃性ガスであるメタンガスを発酵させ回収する施設であると言う点で、爆発等の危険性が懸念されていると思う。


国は、生ごみのメタン化施設整備マニュアルを策定しており、火災・爆発・臭気・薬品処理に対するものから、定期・日常点検も義務づけられている。内部のみならず、天災等の外部要因に対しても、二重の義務が課せられている。この度の東日本大震災も含めて現在のところ、爆発等のトラブル発生の報告は無かったが、リスク管理・情報提供・丁寧な説明をして行くつもりだ。


Aランニングコストが非常に高いとの声があるが市の認識は

家庭で処理できない生ごみの資源化は、国・市に於いても有効に活用して行く方向で一致しているが、やはりランニングコスト(維持管理費)が30%増加すると言うことで、建設に躊躇している自治体も多い。

国は、「循環型社会形成推進交付制度」の補助金に加えて、バイオガス化施設での発電による売電価格について、「バイオガス等の再生可能エネルギー長期調達価格の固定化」を検討している。(2012年7月)


メタン発酵に伴う発電や燃料については、太陽光発電につぐ高い価格設定がされ、1キロワット時40円(太陽光発電による価格は42円)として、バイオガスエネルギーに高いプライオリティーをつけて、推進を促している。
現状の焼却売電(現状の焼却では17円)と合わせて安定した電力等の供給・売却が見込める状況になってきている。


自然発酵槽の温度管理のための、エネルギー設備の動力用の電力を自ら自立して運転できる規模で検討中で、熱回収施設と、メタンガス施設はセットで検討している。


B環境負荷という点での優位性について

問題の二酸化炭素は、主にプラスチックの焼却に伴うものとされている。一般可燃ごみは1トン燃やすと1トンの二酸化炭素を発生すると言われているが、プラスチックは1トンで2.6トンを発生する。

検討中の生ごみの発酵を利用してつくるメタン化施設は、生ごみを発酵させることにより発生するバイオガスエネルギーを利用する施設であり、焼却による発電とは異なり、電力を発生させても植物由来であるため、二酸化炭素の排出量はカウントされない。


メタン化施設から出る発酵残渣は、堆肥化に向けた調査研究の段階で、現在は堆肥化が可能との結論は出ていない。実績は焼却ではあるけれど、温室効果ガスとしての影響は殆どないと理解している。


熱回収施設とメタン化施設を比較した発電効率という点では、ごみ発電は蒸気の蒸発するロスが大きい為17%、バイオガス発電は、エネルギー回収率30%以上であり、環境面で有利な施設であると考える。


Cメタン化施設の利点とは何か

生ゴミ100%資源化といっても、3千トンは、生ごみ処理機等を使って、家庭・農家での利用を目指して努力する。2万2千トンを全て家庭・農業利用は難しいので、1万9千トン(85%)バイオガスを使ってエネルギー化し、発電に使うことにしている。


メタンガスの利用形態として、発電がある。焼却して発電するより30%という熱効率のエネルギー回収ができる。天然ガス(CNG)として燃料にすることが可能で、バス等の燃料として活用出来る。


焼却施設・熱回収施設からのエネルギーとしての電気と、バイオガス施設からの電気を合わせて発電することにより、自立型、つまり、東京電力の電力がストップした場合、町田市全市とは行かないが、ある一定地域のエネルギーセンターとしての役割も果たせるのではないかと考えている。


山下議員の再質問(要約)

危険ではないのかと言う市民感情があるが、日本の大型プラントの安全性の実績は認識している。消防法をはじめ、様々な安全性を確保するための側面も市民に説明していくことも大切ではないか。


「循環型社会形成推進交付制度」は、大臣官房直結で行われているので、簡単に変わると言うものではないと思うし、今後発展して行く様な気がする。


発生した熱を捨てている現状がある。貯蔵が出来るエネルギーの利点は、防災・災害時のCNG(天然ガス)・バイオトイレの利用も可能だ。単なる迷惑施設ではなく、防災対応も含めた町づくりの接点としての価値があると思う。


昨年の災害を体験し、確かにランニングコストは高いけれど、電力の復旧に53日要したということも考えると、エネルギーセンターも含めた有効利用が出来るのであればと思う。


脱原発の動きの中で、シェールガスも含め、ガスの黄金時代が来るのではと言われている。コストは高いが貯蔵出来ることも考慮し、公共としての役割も議論してほしい。


市長の再答弁(概要)

議員ご指摘の様に、昨年この答申が決まったころに震災があった。エネルギーセンターも一つの役割かと思う。今日のバイオガス化の件も、コストも含め地域に受け入れられる施設を目指していきたい。


*詳細は、町田市ホームページ→町田市議会→平成24年第2回町田市議会定例会→山下てつや議員をご覧ください。

平成24年(2012年)第一回町田市議会定例会を傍聴して

緊急に改善してほしいこと

一市民が見た傍聴記を草の根のホームページに掲載して4回目となる。平成23年(2011年)第一回定例会、第三回定例会・決算特別委員会、第四回定例会、そして今回の平成24年(2012年)第一回定例会。

また、全ての定例会を傍聴し、そのつど、市民の目線で気になる点は指摘してきた。2年目に入り、緊急に改善してほしい点について述べたい。


その1 一般質問として「評価のしようがない」質問

@『問題意識の無い一般質問』

 問い合わせしているだけ。

今回の質問で特に気になった議員の方、T議員、S議員、M議員等の質問は典型的な例だ。


A『問題意識はあるが、質問になっていない一般質問』

 議員自身の意見陳述のみ。典型的な例は、M議員。


B『一般質問の時間を利用して、政治的な主張の場としている一般質問』

 典型的な例は、国政への出馬表明をしたS議員、T議員等。



その2 せめて第一回定例会は、会派ごとの代表質問と予算特別委員会の設置を!!

議員は条例や予算等の議案について審議し議決することが仕事だ。

ところが現状は、議案に触れてはいけない質疑である一般質問の時間が4日間。審議の内容とまったく関係ないことに多くの時間を使っている。

第一回定例会(3月議会)は、『一年の予算についての議案』がメインの議会だ。少なくとも、この第一回定例会だけでも、現在の4日間の一般質問を1日とし、残りの3日間を1日は『会派ごとの代表質問』残り2日間を『予算特別委員会』とすべきではないか。もっとも、代表質問については「何を質問するか・・・会派でまとまらない恐れもある・・・」いやそれよりも「インターネット中継に出られない議員が多くなるから、よけいにもめるかも・・・」

ともかくも、行政の出してきた予算案について、きちんとチェックし議論する体制を作るべき。

今回の一般質問で、「会派を代表しての質問か」との印象を持ったのは、おさむら敏明議員、上野孝典議員、渡辺厳太郎議員の質問。

単なるパフォーマンスでなく、実現を目指して、練り上げた質問をぶつける議会であったなら、居眠り・離席もしていられない筈である。


その3 議員の「離席」「内職」「議員どうしのおしゃべり」「居眠り」は本当にはずかしい!!

町田市議会会議規則

第5章 規律

(品位の尊重)

第144条 議員は、議会の品位を重んじなければならない

(携帯品)

第145条 議場又は委員会の会議室に入る者は、帽子、外とう、えり巻、つえ、かさの類を着用し、又は携帯してはならない。ただし、病気その他の理由により議長の許可を得たときは、この限りでない

(離席)

第147条 議員は、会議中は、みだりにその席を離れてはならない


町田市の会議規則にきちんと禁止されている上記のことが守られているのか?傍聴をはじめて毎回気になる点だ。

行政の方々はもちろん、傍聴者でも出たり入ったりはしない。自分の一般質問が終了したとたん、ずっと寝ている議員さんもいる。

「議員の報酬を時給換算したら、いくらになる?」と市民が勘繰りたくなるような状況は、誠に残念!


その4 地域ごとに条例や予算についての説明会の開催を!!

議会を傍聴した市民の「市民感情から議会が遊離している」との批判が後を絶たない。このような批判をうめるためにも、他の先進自治体では議会の取り組みとして議員が『条例や予算についての説明会』を開いている。

ぜひ町田でも取り組んでほしい!もっとも、「市民から質問されて答えられるかどうか・・・」なんて弱気なことは、町田市の議員さんは言わないとは思うけれども・・・


議員は議会改革もしないで、世の中の改革が出来るの?

12月議会を傍聴した。議会における1議員の一般質問時間は最大1時間、常時30名前後は壇上に立つ。1日7人の議員が一般質問をすると約7時間、休憩を2時間加えると8、9時間に及ぶ。午前10時から午後7時前後までの質疑が4日間続く。答弁に立つ市長・副市長・各部部長・委員を含めると30名、各部から課長以下2,3名がサポートとして控えるので、概算で165名、議員36名と、議会事務局職員等を加えると、200名以上が1日9時間×4日で36時間、議会は年4回開催されるのでこの4倍が費やされている。双方が数日前から質疑の準備にかける時間を含めると、自給換算は難しいけれど、相当の税金が費やされている大イベントであることに違いはない。


町田市政を考える会・草の根は、納税者の義務として市民を代表して殆どの議会傍聴をしてきた。その他特別委員会の傍聴もした。傍聴者は議場に自由に出入りし、時折居眠りもするけれど、傍聴者・議員と対面している行政側は、常に開会5分前にはキチンと着席し、7時間じっと座っている。一度も口を開かずともじっと耐えているその忍耐力には敬服?するけれど、このままでいいの?という疑問も・・・。

方や我らが代表の議員席は、開会時間になっても着席はバラバラ、遅れて着席しても、ものの15分もすると退席、しばらくして戻りまた退席。出入り自由、おしゃべり自由。な、なんの音と思いきや、いびきまでも傍聴席に聞こえ、何ともリラックスした空気が漂っている。マンネリ化した議会運営に、一部議員さんからは、じっと座っているのは拷問に等しいとの声もあるけれど、多くの議員さんは昼寝を楽しみ、時折散歩でもしているのか、それほど苦痛ではないらしい。その証拠に、議会改革特別委員会を傍聴しても、改革の必要性は聞こえてこない。

議員は、市民の声を背負っているのか・・・

議会運営と共に、質疑の内容も気にかかる。町田の未来・活性化を目指して、建設的な発言・問題提起の質疑もされているけれど、いったい何のために、誰の為に、何処に向けて発言しているのだろうかという発言も多い。「私はこういう発言をしましたよ」という証拠作り?議会だより用?と思える様なものから、支持者に良い顔をしたい?おねだり?丸投げものから、言いたい放題ものまで様々である。行政に要求することは、予算に直結することであり、効果が無ければバラマキになりかねない。

国会は、増税反対・賛成等の議論で揺れている。巷には議員自らが身を切り、無駄を省いた上での議論なら理解出来るが、何もせずに増税を訴えても納得できないと言う市民の声、マニフェストで約束したことをやらずに、マニフェストで、取り上げもしない事をやろうとしていることに対しての反発の声もある。その市民の声を政治家は背負っているのだろうか。町田市議会に於いても同じことが言えることではないのだろうか。


2011年12月議会を傍聴して

市議 諸先生の一般質問について

相も変わらずの「オネダリ」内容が殆どで、市民から付託された(お願いされた、頼まれた)項目と解釈するが、その項目について、先生自らが自分の足で確認し、解決策・施策、財源等々の勉強をし、自分の意見を持って質疑を展開すべきである。

二言目には市民の為、市民サービスと主張するが自己主張と特定地域のエゴ、オネダリ内容で有り、市政全般への提言とは程遠い内容が多い。

震災支援や、小金井市ごみ処理支援等の緊急の課題が有るにも関わらず、諸先生からの、その為の施策提言はゼロ状態だ。
全く無駄な質疑時間だと思ってしまう。先生一人に一時間の持ち時間は多すぎる。何より議場では、多くの議員が寝ているではないか!いびきまで聞こえる始末!今回は、ほとんど決まった時間、選管の方も船をこいでいた。びっくりだ!私が傍聴し始めて5年になる。どんどん緊張感がなくなっていく。大塚さんや井上さんがいたころはまだ良かったように思う。
投票率の向上、プロジェクトマネジメントについて質問した先生、頭の中だけで言葉をぐるぐる回しているだけという感想しか持てない。今議会の答弁を聞いているだけでも、○○課と●●課と◎◎課がプロジェクトを組んで仕事をしていることぐらいわかる。市役所の現場でどのように仕事をしているのか現場を知らなさ過ぎる。投票率の向上についてにいたっては、「投票所に以降行きたくなると思う政治をしろ!」「投票したくなる議員に成長してくれ」と強く言いたい。
「介護保険は使わなければ損」という市民の声を聞き、質問したという先生。共助の精神が保険制度だと考えますよ!本当にそんな実態あるのかい?あったなら、それこそ議員としてその精神を言わなければ!ちなみに私はまったく病院に縁が無い。「高い保険料も払ってきたが、変わりに必要な人の役に立てていればいいと考えている」
このほか、病院の言葉が難しい、動物との共生宣言、グランド施設の「重箱の隅」アラ探し、婚活・成人式・「くつ外来」etc。残念ながら、市政全般への提言とはほど遠い質問が多すぎる。会派を組んでいるのだから、会派ごとの代表質問制にすべき。月一人6万円、5人会派なら30万円の政務調査費がついている。会派視察だけが仕事じゃないはず。会派として、政策について検討し提言し議論するのが議会じゃないですか?


議長の責務について

目に余る居眠り、退席、雑談等々先生方に対しての議会進行責任者としてその指導力を発揮してほしい!先にも触れたが、「議場で鼾」「ゆらり ゆらりと舟こぎ」はあり得ない。高いところから見ているのだから、キチンと注意し、再発しないよう議長として行動すべきではないか。


事務局の責務について

市民の付託を得た先生方で有るが自分自身ではその改革は無理で有るので市民が興味を持つ議会にすべく、裏方が努力をすべきでは!!・・・

「議会を見に行きましょう」という市民への発信では無く、「傍聴に来て下さい」の発信に改めるべき。「代表質問制」や 壇上議場は止めて「円卓会議」に。だらだらとした質疑内容で無く、全国の先進事例をもっと市民や議員に伝えるべき。 「医療用語辞典」より先に「市議員責務辞典(市販の適当な資料の活用)」を用意し、「議員研修」を開催する。(当然に費用は先生方の負担とする)「決めるのは先生たちですから」と言ってはいられない現状があると思うがどうか?何より、地方議会の専門家をよんで、町田市議会の現状の評価をしてもらいたい。また、一般質問終了後、傍聴した市民と議員の懇談会を開いてほしい。もちろん希望者でいい。30分でもいいから生の市民の感想を伝えたい。議会事務局は 議会を活発にするため、議会のレベルを向上させるために、かなりがんばる必要があると強く思った。


平成23年12月22日
町田市上小山田町168−4
北 林 雪 雄


「決算特別委員会」の傍聴雑感記 (平成22年度(2010年度)町田市一般会計・各特別会計)

はじめに

10人の委員は所属する各派の決算審査のエキスパート・代表者として選出された議員の方々と思って、傍聴しました。調査・分析する力のある専門家とまでは言いませんが、当然、会派内で勉強済みの筈だと思っていました。しかし実際は、そうした準備はまったくないことがわかりました。これには驚きました。また、委員会の最中、居眠りをする委員がいることにも驚きました。中でも、副委員長は、決算特別委員会初日から最終日まで、殆どうつらうつら状態で、見かねて最終日に事務局を通じて注意をしてもらいました。

議会では、会派ごとに一月一人6万円の政務調査費が出ます。たとえば5人の会派なら30万円です。議員報酬・期末手当(5.2ヶ月三多摩でダントツ高い)のほか、議員年金廃止といいながら、現実には2011年度、1億6千600万円が議員の年金の補填に使われています。これだけ、市民の払った税金で守られていながら、議員としての仕事を、まじめにしているのか疑問です。残念ながら、これでは、傍聴者に委員の真剣味は到底伝わりません。

9月14日から9月21日に開催された「決算特別委員会」を一市民として傍聴し、感じた事を雑感記として順不動にて記します。


質疑の事前準備はしていないのか?
各委員は職業としての議員にて行政事務事業の執行状況の監視役で有る筈が、その気配が全然感じられない。
委員には、事前に「決算特別委員会」審査資料として各種の資料(決算書、監査委員・審査意見書、各種説明書等々)配布されている筈だが、内容の精査がされている気配が無い。(委員の机上には資料が山積み状態)
各項目の執行業務内容が判っていない。「決算審査」なのに「予算案審査」のような質疑内容。委員の事前勉強不足が目立つ。
委員の中には市側説明項目とは無関係の項目の質疑発言し委員長からの制止も有った。
決算審査の質疑で有る筈が執行項目の内容説明を市側に求める委員も有り、項目内容は「予算案」の時点で、すでに充分な審議がされているのでは?

委員会は形骸化?セレモニー化?
決算特別委員会の日程は決められているが所管部門(各部)の時間割を決めていないのか、全くの不合理である。議員が無制限に質問する。(無駄時間、ダラダラ質疑、思い付き質疑等々)
時間割が無いので委員会全体の運営上の無駄が大きい。(行政側の大勢の待機説明要員が外でウロウロしている。 特定の時間帯に説明側席に17名、別席での待機者12名、その他に4名〜8名事務局員)

議会事務局の中立性は?
傍聴者(市民)に対する事務当局の取り扱いに疑問を覚える。
傍聴者席は長時間のパイプ椅子、委員用の肘掛椅子が窓側に余っている!!朝10時から午後6時近くまで座り続けるとくたびれる。メモや資料を見るのもすべてひざの上。机のある「傍聴席」の掲示の有る場所があったので、傍聴の議員が座り雑事を行っている席に座りたいというと、そこは「記者席」との説明。「議員が座っているではないか?」というと、「議員は委員会でも発言権のある存在で、傍聴者(市民)とは違う。」「傍聴する議員は傍聴席に座らなければならないという決まりはない」という事務局の対応。
また傍聴席には委員、行政との質疑内容が聞こえないことがたびたびあった。(音声装置の傍聴席への配慮無し)傍聴する市民がいるのだからきちんと質疑内容が聞こえているかどうか配慮するのがあたりまえ。

改革の兆しはないのか?
行政側出席者は多人数(17名)であるがその内の説明・答弁者は3〜4名、見習い研修者も必要かと思うが、それにしても出席者が多いと感じる。
説明・答弁者も質疑内容に関して簡潔・適切に欠けている項目も有り、実務者に限定した委員会とすべきと思う。
全ての項目の質疑が特定の委員に偏り、質疑内容が「決算審査」から脱線し長時間ダラダラ模様になり、議事進行の妨げで有り、委員長の適切な議事進行、指導力をお願いしたい。

「政策効果はどうだったのか?」「この予算でどんな成果があったのか?」の質疑がほとんどない!
委員側からの質疑内容で、市民の声・市民の為と称する自己主張を頻繁にするが委員自らがその事象の確認や体験をしてからの議論をして貰いたい。
委員は「自ら命を断つ自殺者の尊い命を守れ」との主旨の主張をするが、不本意ながら命を無くする事故死者、病死者等の保護、防止策はどうするのか?・・・問題意識、独自の主張無しにその場での思い付き発言が多い。それよりも、ここは、22年度決算特別委員会、その説明の為に職員は来ている。ふと、一般質問の日かと錯覚してしまう。
執行内容の項目説明にて、市側の説明も議員の質疑もなにを言っているのか全くわからなかったのが高額の歳出執行した『医療行政』のところ。判らない中で終了後思ったことは「根本的に全体見直しを行い、効率的な医療行政システムに移行すべきじゃないの?」ということ。
今回の委員会を傍聴し、最大の不安は来年度から導入される「複式会計簿記・月次決算」に対する委員側の研修・勉強が出来ているのかの危惧を覚える。

終わりに

民間企業で働いてきた者にとっては、考えられない様な不合理で、もったいない時間を過ごしたように思ってしまいました。当事者も辛いのではないのかと、逆に案じてしまいましたが、何も感じないとしたら、これも問題です。


平成23年9月23日
町田市上小山田町168−4
北林雪雄


『口利き議員』?と誤解されてしまいそうな質問!

戸塚正人議員(所属会派 民主社民ネット)の一般質問の @町田市の市内企業の育成について・・・は、インターネット中継で何度聞きなおしても、理解できない質問だ。

公共事業(?)で死亡事故を起こした業者(建設業者?)が、指名停止になったようだ。

法令では、事故が起きたら、労働基準監督署や警察が調査し判断が出た後、その結果をうけて、行政が「措置」をすることになっている。けれども、それには当然時間がかかる。

議員は、業者の育成のために、「タイムラグ」をなくすことが必要で、そのためには、労働基準監督署や警察の調査や判断を待たないで、「市」がすぐさま指名停止にするべきと言う。そうすれば、「タイムラグ」が少なくてすむので、業者は助かる。市内業者の育成のため『町田市入札参加資格停止要綱措置要綱』の見直しをするべき・・・との発言。ありえない!

戸塚正人議員がどこかの企業に質問を頼まれているとは思えないけれど…。


きらりと光る一般質問

何時も感ずることだけれど、政策についての議論が本当に少ない。「おねだり質問」「インターネットから引っ張り出したような質問」「○○区がやっているから、○○市がやっているから…質問」「重箱の隅つつき質問」・・・そんな中、白川哲也議員(所属会派 まちだ新世紀みんな)の質問はきらりと光る内容だった。

白川議員は、町田市が発表したこの先10年のまちづくりの計画『仮称まちだ未来づくりプラン』について…の中で、その特徴と、収入不足の中、どのようにして実現していくのかの質問をした。

市長は、まちだの将来像を、『町田の強みを伸ばし、市民生活の充実を実現する』として5つの未来づくりプロジェクト @地域社会づくりを基本とするまちづくり A町田駅周辺の魅力を向上させる B団地再生 Cみどりのまちづくりを推進 D基幹交通機能を強化することを目標とし、「先が見通しにくい時だからこそ10年を超える視点を取り入れている事や、長期的視野に立って考えていくことが大事である」と述べた。更に白川議員は、「目指す姿は理解出来る。では実現するためには財政の裏づけはどうか。」との再質問には「財政的には、繰り出し金の削減、税収の徴収をきちんとすること、徹底した既存の事業の見直しのなかで財源を生み出していく」との答弁があった。

白川議員は、将来像の中でも、『団地再生』が5つの目標項目にはいっている事に注目。具体的に「再生とはどういうことか」との問いには、「老朽化と高齢化が進んでいる。その中で、資産価値を上げつつ、何のために再生に取り組むのか、住民と将来の可能性を共有しつつ、団地再生プロジェクトを進めていく」「都市再生機構URや東京都住宅供給公社とも連携をとりつつすでに三者協議会をつくり進んでいる木曽山崎団地の事例の紹介」等の部長の答弁だった。

議員は、元銀行マンらしく、一貫して、町田市の財政状況にからめて、質問している。昨年、今年と国の普通交付税交付団体となった町田市の状況についても、「このままで良しとするのか」の質問に対して「国の普通交付税に頼らない気概で考えたい」という財務部長の答弁には、税金を収めている国民であり、市民である私たちであるからこそ、「しっかりやってほしい!」と痛切に思った。

つづく産業振興計画の現状、高齢者見守り支援ネットワークについての質問も、財政の裏づけがどうなっているのか、市民の動きに照らしてどうなのか、など、整理された質問がなされ、その真摯な質問態度にも共感を覚えた。


続・速報!『ボーナス5.2ヶ月死守!!』

『町田市議会議員の期末手当5.2ヶ月を3.95ヶ月に引き下げることを求める』請願は、総務常任委員会で賛成3反対4で「否決」され、6月29日、本会議に於いて、11対23で「否決」されました!!

けなげにも賛成した議員に拍手を送ろう!
白川 哲也 議員   (まちだ新世紀・みんな)
渡辺 厳太郎 議員 (まちだ新世紀・みんな)
市川 勝斗 議員   (まちだ新世紀・みんな)
新井 克尚 議員   (まちだ新世紀・みんな)
渋谷 武己 議員   (まちだ新世紀・みんな)
若林 章喜 議員   (諸派)
佐藤 洋子 議員   (日本共産党)
池川 友一 議員   (日本共産党)
佐々木 智子 議員 (日本共産党)
細野 龍子 議員   (日本共産党)
殿村 健一 議員   (日本共産党)

ちなみに、本会議でボーナス5.2ヶ月死守の議員は…
松岡みゆき議員(自由 民主)
いわせ和子議員(自由 民主)
三遊亭らん丈議員(自由 民主)
佐藤伸一郎議員(自由 民主)
大西のぶや議員(自由 民主)
森本せいや議員(民主・社民・ネット)
佐藤和彦議員(民主・社民・ネット)
わたべ真美議員(民主・社民・ネット)
戸塚正人議員(民主・社民・ネット)
河辺康太郎議員(民主・社民・ネット)
斉藤祐善議員(民主・社民・ネット)
田中修一議員(民主・社民・ネット)
谷沢和夫議員(民主・社民・ネット)
山下てつや議員(公明党)
おく栄一議員(公明党)
上野孝典議員(公明党)
あさみ美子議員(公明党)
宮坂けい子議員(公明党)
熊沢あやり議員(志政クラブ)
藤田学議員(志政クラブ)
吉田つとむ議員(志政クラブ)
おさむら敏明議員(志政クラブ)
友井和彦議員(諸派)

6月29日の町田市議会本会議での河辺康太郎総務常任委員会委員長の委員会報告は、肝心な論点を外したものでした。6月21日の委員会では、「なぜ、議員の期末手当が5.2ヶ月になったのか?」との白川議員の質問に、「議員の期末手当は、市職員の期末手当にそのままスライドさせて上げてきた。市職員の期末手当が最高時5.35ヶ月の時、議員の期末手当が5・2ヶ月となった。その後、職員のほうは下げてきた。」(市職員課課長)とのことでした。議員のボーナスだけが、バブルの時のまま放置されてきただけ…の事だったのです。

であるなら、市長・副市長・職員同様に引き下げるのが常識的な考えではないのかと、率直に思いましたが、委員長は、本会議でこの審議会でのこのやりとりに触れることはありませんでした。

採決の結果は、圧倒的多数で否決されました。


二枚舌の議員が多すぎる!!

選挙の際には公約として、「まず議員の定数や報酬を削減」「議員特権をなくす」とか「行財政改革の断行」「議員定数を15名削減」などと言いながら、現状をみずから公表することも行動することもなく、問題が発覚したとたん、理由をきちんと述べることもできず、みんなで仲良く「否決」です。

議員は、常日頃、庶民の立場・市民の目線に立ってと、口では言いつつも、いざ我が身を削ることに対してはここまで一致団結して、身を守ろうとするものであることを知りました。少子高齢化・経済のグローバル化による雇用の不安等、社会情勢は厳しくなりつつあるところに、追い打ちをかける様に震災不況が加わり、市の財政も厳しい筈です。その気配を察し、率先して引き下げるのが市民目線・庶民目線というものではないでしょうか。


議員の歳費だけは別財布?

被災地・被災者を救済するべし、土・大気・水・食材等の放射能の測定をするべしと、本議会に提出された議員提案は盛りだくさんです。相互扶助は当然であり、市民の安心安全も否定する人はいません。

私達市民が、いま一番気がかりなのは、被災地・被災者の救済も、市民の安心安全も、議員の期末手当も同じ「税金」という一つの財布から出ているという認識が議員に有るのかということです。税収も減り、市の財政も市民の懐も厳しいので、ここは少し我慢をしようという認識が議員にあったなら、もしも同じ財布から出ているという認識があったなら、否決など出来る類の請願ではないと思います。


42万市民の皆さんはどう思いますか?

請願は「否決」されました!!

速報!!

町田市政を考える会・草の根が提出した『町田市議会議員の期末手当5.2ヶ月を3.95ヶ月に引き下げることを求める』請願は、総務常任委員会で賛成3反対4 で「否決」されました!!


けなげにも賛成した議員に拍手を送ろう!
白川哲也議員(まちだ新世紀・みんな)
若林あきよし議員(諸派)
佐藤洋子議員(日本共産党)

ちなみに、総務常任委員会でボーナス5.2ヶ月死守の議員は…
熊沢あやり議員(志政クラブ)
田中修一議員(民主・社民・ネット)
山下てつや議員(公明党)
大西のぶや議員(自由 民主)

川辺康太郎議員(民主・社民・ネット)は委員長なので採決に加わらず、川畑一隆議員(公明党)は市議会議長なので採決に加われないそうです。

2010年6月以来、町田市議会議員の期末手当(ボーナス)が、何故三多摩26市の中ダントツ高い5.2ヶ月なのか、問題提起をして早1年が経ちます。

昨年12月には、三多摩の全ての市長、副市長、職員、また、ほとんどの市議会は、期末手当を3.95ヶ月に引き下げました。

東京都の人事委員会の報告を参考にし、また、他市の動向や、リーマンショック後の経済状況など市民生活を考慮し、期末手当の月数については、引き下げているのです。自ら議員提出議案を提出し、引き下げを実行した市議会もあります。ところが、町田市議会だけは、5.2ヶ月のままでした。


草の根は、2011年3月までに、ひとつひとつ他市の状況を調査し、3月議会に請願を提出(請願第1号)、総務常任委員会の審議では、「継続」となっていました。


しかし、このままでは、採択の可能性がないため、6月6日、請願1号を取り下げ、『町田市議会議員の期末手当5.2ヶ月を3.95ヶ月に引き下げることを求める』請願(請願第12号)を6月議会に提出、6月21日、総務常任委員会にて審議されました。


「何故5.2ヶ月なのか、明確な理由がなければ、3.95ヶ月に引き下げるべき」と主張しましたが、明確な理由を言う議員さんは誰一人いませんでした。

一方、議員の期末手当は、職員の期末手当にスライドして、景気の良い時は共に上がってきていたことが明らかになりました。『5.2ヶ月』というのは、職員が5.35ヶ月の時の月数でした。その後、町田市の市長も副市長も、職員も、長引く不況の中、3.95に引き下げています。であるならば、当然市議会議員もまた、3.95ヶ月に引き下げるのは当然のことと思いましたが、結果は、賛成3人、反対4人で、委員会では『否決』されました。


すでに全国各地でさまざまな議会改革が始まっています。市民の税金を有効に使って欲しい!そのためには、現状の情報を公開し、市民の質問に誠意を持って答えてほしいと思います。「なぜ、5.2ヶ月なのか?」まったく説明できないまま、知らぬふりをして、5.2ヶ月もボーナスを受け取り続けてきた事は、市民感覚として、どうしても理解出来ません。

議員報酬が低いと考えるのであれば、そこは、報酬審議会などで議論すべき事だと思います。

長引く不況と、3月11日の東日本大震災などによる経済の低迷により、市民の生活は大変厳しい状況にあります。

また、2010年2月の選挙の際、「議員定数大幅削減」「行財政改革を徹底的に進める」「納税者主権の政治で議会と行政のスリム化」「議員の定数や報酬の削減」「議員特権の廃止」等々の公約を掲げられている議員さんは現状をどのように考え、行動するのでしょうか?

議員の皆さん一人ひとりの姿勢が、問われていると強く思います。


今後は、6月29日(水)の本会議にて、採決されることになります。



新庁舎の議会の席数は36に決定!230万円の節約!!

着々と進む市庁舎の工事ですが、昨年の7月21日、新庁舎における「議会スペース」について担当部と話し合いの場を持ちました。その折、地方自治法に定められた上限の議席数が46議席だからという理由だけで、席数が46議席用意されている事実に驚きました。

議場については担当部が議論に関与することができず、議員さんたちが構成する「庁舎特別委員会」で議論しているとのこと。早速、草の根ニュースNo5において再考の必要性を呼びかけました。

昨年12月に議会事務局に問い合わせしたところ依然と46議席という状況だったのですが、今年に入り今年度の予算案が出揃う2月に、再び議会事務局、新庁舎建設担当部に問い合わせたところ、現議席数の36議席に変更になっていました。

全体で、230万円もの税金が節約となりました。



請願の審査が行われました

請願の審査が行われました。


3月15日、町田市議会総務常任委員会にて 請願1号 町田市に『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会を開き、町田市議会議員の期末手当の適正な金額を検討すること』を求める請願の審査が行われました(賛同 署名者584人)。ところが、審査の中で、説明を求められた総務部長によると、町田市の条例上、この請願は「採択」できない請願であることが判りました。詳細は草の根ニュースNo7にまとめましたのでお読み下さい。


また、町田市長・町田市議会議長(同じ文面)への抗議文、総務常任委員長・副委員長への緊急質問状を送り、文書での回答を要望しています。



請願を提出しました!!

請願を提出しました!!その1

町田市に『町田市特別職報酬等及び政務調査費審議会を開き、町田市議会議員の期末手当の適正な金額を検討すること』を求める請願を町田市議会に提出しました。(3月2日現在、賛同 署名者216人)


3月14日(月)の総務常任委員会に付託され、審査されるようです。請願者(町田市政を考える会・草の根)は、委員会において意見を述べること(5分)ができ、その後、所管議員からの質問に答える時間があるようです。
時間は当日にならないと判りませんが、ぜひ、傍聴してください!

*問い合わせ先 議会事務局 議事係 042−724−2550


請願を提出しました!!その2

請願提出に際しては、紹介議員が必要である為、35名の市議会議員さんひとり一人に、請願文書、返信用切手を張った封筒、草の根ニュースを同封し、紹介議員になって頂きたい旨のお願いを郵送いたしました。
結果は次の表の通りでした。



紹介議員のお願いの取り組みをして思ったこと・・・

今回私達は、私達の選んだ議員さん達が、昨今の社会情勢の中で、14年間も開かれなかった『審議会』に対して、どのような考えを持っているのかを知りたいために、ポケットマネーを出し合い、返信用切手を貼った封筒を同封し、敢えて議員さんおひとりお一人に郵送しました。


回答を拒否された議員さんが6名もいたこと、1枚の用紙にまとめて「ならない」欄に○をつけ、「会派として紹介議員になりません」と書かれた小さく手で切り取った裏紙をホチキスでとめただけの、差出人の名前のない一括回答、「分からない」「ならない」欄の「○」だけの回答には驚きました。何故そう考えるのか、知りたいという思いで設けた「ひとこと」欄に、書いて下さった議員さんは少数でした。

市民は,選挙時に会派に投票したわけではありません。紹介議員に「なる」「ならない」「分からない」は別として、議員さん自身の考えはどうなのか、お聞きしたいと思いましたが、残念ながら叶いませんでした。

市民との意見交換、議論、討論は、議員さんの使命で有り特権でもあります。めったにない市民のこうした活動に対して、待っていましたとばかりに自身の考えを述べて下さるものと思っていましたが、これでは何のために「議員」になられたのか理解に苦しみます。政党に頼らず、会派を隠れ蓑とせず、市民と対話し、議論を尽くすことは、後々議員さん自身も、市民をも成長させ、結果として自身の身を守ることにもなると思うのですが・・・。


『市政に関することがらについて、市民の皆様が直接市議会に要望できる制度として「請願」があります。この制度は、市民の意思(意見や要望)を市政に反映させる意図を持っています』これは、町田市議会のホームページの請願の欄に書かれている文書です。

紹介議員が1名以上いなければ、どんなに賛同する市民がいても、請願は出せません。市民が、議会に対して請願するということは、市民としての確かな意見、決意があってのことです。そうした市民の思いで、「紹介議員になって欲しい」と取り組んだ結果、その回答の結果には、はっきり言いまして、「がっかり」したものでした。



3月議会に請願を出します。署名にご協力を!

詳しくは町田市政を考える会・草の根のニュースNo4・No5・号外・No6を読んでください!よろしくお願いいたします!!
また、多くの市民の皆様の傍聴よろしくお願いいたします。


当選さえしてしまえば・・・は何れ回帰するのでは?

有権者である市民は、投票する時一応各候補の掲げるマニフェストに目を通す。どの候補も似たり寄ったりの内容ではあるけれど、いつかはこのマニフェストを目指して活動してくれるのだろうと淡い期待を持って投票する。市長職は当然一人であるので、その実績は表に出るけれど、議員さんの実績は見えにくい。時には一般質問では反対しておきながら、選挙時には「わが党の実績」、等と言われたりすると、何が何やらさっぱり分からない。何の意味があってこんな質問をするのか、本当に聞く気があるのか、やる気があるのか、議会傍聴をしていて常に考えさせられる。公約で言っていたマニフェストはいったい何時一般質問に出てくるのだろう。

今、名古屋市議会が問われている。そもそもの発端は、河村市長から見て、市議の資質と歳費に問題があるというものらしい。歳費に見合った活動をしないなら、議員定数、歳費の削減をし、市民税を10%下げるという市長の主張のどの部分に市民が反応したのか定かではないけれど、その市長を支持した市民による名古屋市議会リコール住民投票が確定した。約180万の有権者数を持つ名古屋市、市民の本音は見えにくい。

地方自治体首長の議会に対する閉塞感があちらこちらから聞こえてくる。自治体の将来を見据えた確かなビジョンを持った議員が少ないのではないか、政党、利権に依存しすぎて、議員の本質が変質してしまってきているのではないか、その理由はどうであれ、その責任はいずれ議員自身に帰ってくることは確かな様である。



サラリーマン家庭は健保はもちろん国保も二重に負担していた!!

国民健康保険事業は、特別会計で独立採算で運営するというのが原則としてある。東京都と国からの公費50パーセントと被保険者からの保険税50パーセントで運営されるべき物だが、医療給付費の増大、最近は加入者の過半数が退職者などの無職者という現状の中(高齢者過大交付の精算分約10億が含まれる)町田市では2010年度は一般会計から62億円の繰り出しが見込まれているという。

町田市では保険料の見直しは、2004年以降一度もしていない。

町田市民病院の経営が問題になった時、私たち市民は初めて、東京都からの補助金5億円と、毎年毎年一般会計から13億円を繰り出している現状を知り驚いた。今回の国民健康保険への税の繰り出しはその5倍近くとなる。


サラリーマン家庭は健康保険料を払っている。実際に62億円という税金を投入するという事は、自分たちが加入している健康保険料を払いつつ、国民健康保険に加入している人の保険料も負担しているという事実。

これには、まったく気づいていなかった。不公平感は募る。



「オムツ」から見える、複雑な高齢者医療

平成22年、第3回町田市議会定例会の「入院時のオムツ代が高額になるケースがあるが、負担軽減策はあるか」の質疑の中で、医療・介護保険も含めた医療制度の複雑さと、国、地方自治体の権限、役割の中で、縦割り行政にとっては都合のよい、数字で測り易い制度になっていることが見て取れる。


要介護の人が病気になり、病院に入院すると、これまで利用していた介護保険サービスが受けられず、衛生上の問題という理由で、病院指定業者のオムツ、寝間着を使用しなければならない。保険外で7,8万の負担になり、全体で20万もの支払いになるという。介護保険の時はサービス費からオムツ代が出るが、入院時は医療保険になるので対象外だという。厚労省の定めで介護保険と、医療保険の並行利用は出来ない、6か月以上寝たきりになれば、医療費になる・・・等など、病気で体力のない高齢者が、制度に振り回される状況は如何なものか。

ひとりの人間の老後をトータルして考え、この部分は共通に、この部分は自己負担に、この部分は公費で、など横割りの発想も必要ではないかと考えさせられた。


単にお金が掛かるから負担を軽減して欲しい、助成をして欲しい、という解決方法は、作業が煩雑になるばかりではないのかと思う。これからますます増加の一途をたどる高齢者医療を、国、都、市、それぞれが管理しやすい制度を作り、不満があれば場当たり的に解決するのではなく、利用者が利用しやすく、不公平にならない制度を考えていって欲しいと思う。議員さんにも、良い制度の提案を是非して頂きたい。



『議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条令』その後…

6月議会において、議員提出議案『議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条令』が出されたが、継続審議となっている。
2010年6月14日総務委員会の議事録を見た。こんな簡単な内容の条令がなんで継続審議になるのか?
解らない!
※詳しくは下記のリンク先より、閲覧→総務→平成22年6月14日を見てください。
町田市議会会議録 一覧の閲覧


7億で購入した土地を3億円で売却!?4億円損した責任は?!

先の3月議会において、平成20年度3月議会で報告された『平成19年度の包括外部監査の結果報告』で取り上げられた土地の売り払いのひとつが議決された。

第28号議案 土地の売払いについてご説明申し上げます。

本件は、町田市下小山田町字熊野堂4,017番7外28筆、5,915.09平方メートルについて、3億1,011万1,111円で売り払うものでございます。

本件土地は、昭和61年3月に公共事業推進に伴う代替地として町田市が竹桜土地区画整理組合所有の土地を買収し、25年にわたって公共事業の代替地としてまいりました。

近年、代替地としての利用がなく、庁内で組織している市有財産活用検討委員会において検討の結果、市有財産活用の視点から売却との結論になり、その後、町田市公共財産評価等審査会において、改めて売却と価格の決定を得た上で競争入札を行い、町田市根岸町の株式会社創建に売り払うものでございます。

町田市議会会議録平成22年3月定例会より


包括外部監査は現市長になって導入された制度。平成19年度は、町田市の土地の取得、処分及び管理の状況を外部監査している。対象とした期間は平成18年4月1日から平成19年3月31日まで。ただし、必要に応じて平成17年以前又は平成19年度の執行を含む…というもの

今回の土地の売り払いは、その中のひとつ。昭和61年12月12日に町田市は竹桜土地区画整理組合から保留地を7億2135万2809円で購入し、その後利用することなく放置していた。

カエルの棲む森

この外部監査により、町田市の財産となった土地が計画があるわけではなく安易な形で購入され、その後は未利用のまま放置されているという多くの実態が初めて明らかになった。

有効に使うことには賛成だが、釈然としないことも事実。私たちの税金が意図も簡単に使われその責任はまったく問われない。損をした4億円の責任は誰にあるのか?



※詳しくは下記のリンク先より、包括外部監査の結果報告書、平成19年度(108ページ)を見てください。
外部監査の結果と措置進捗状況


ダントツ高い!三多摩1位町田の市議会議員の『期末手当』!!

草の根ニュースNo.2で「ダントツ高い!三多摩1位町田の市議会議員の『期末手当』びっくりしました・・・5.4ヶ月!!」と三多摩26市の『議員報酬及び費用弁償等に関する条例』から、他市における議員の期末手当の現状を調べてみた。町田市は一番高かった。

また参議院選挙後、国会議員の歳費のあり方でも国民の厳しい目が注がれ、マスコミにより様々な角度から報道が相次いでいる。

町田市議会でも先の6月議会において、議員提出議案『議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条令』が出されたが、継続審議となっている。

市議会議員の改選時、議員が辞職あるいは議員が議長・副議長を辞した際に、その報酬を月額から日額に変更するという内容。この内容はすでに三多摩26市中15市が実施しており、因みに2月の市議選において導入すると490万円が削減されるという・・・。
委員会を傍聴できていないのでどのような議論で継続審議となったのか、議事録のまだ議会ホームページに公開されていないため確認できない。わかり次第、掲載していきたいと思う。

国も地方も議員報酬について本当に厳しい市民の目があることは、その後の国会の様子でもわかる。なぜなら支払われるお金はすべて国民・市民のはらった税金だからだ。

選挙のときは市民目線、終われば市民敵視と感じさせる議員さんは現実にいる。「こんな議会、傍聴するのは時間の無駄」という市民も現実にいる。「10年前、議会傍聴していたころよりも、議員の議論の質が下がっている」と感じている市民もいる。だから傍聴するのだ。